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【暗号資産レポート夕版】2022年01月25日

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 大きく持ち直した後は、緩やかに押している。NYダウ反発にもかかわらず、日経平均が大幅下落となっていることが、リスクセンチメントを押し下げているようだ。もっともその値幅は小さく、膠着(下げ渋り)と見るのがやはり妥当だろう。

 短期サイクル的にも、同様のことが窺えるところだ。まずMACDシグナルを上回って来た60分足MACDだが、現在は絡み合っている。0ラインを少し上回った水準での膠着は、どちらにも動ける形状と見るのが妥当だ。60分足・一目均衡表の雲を上抜け、現在はその雲上限に支えられている格好となるが、厚みがほとんど見られないだけに、どこまで支えられるかは微妙でもある。直近の下落スピードを考えればもう一段の反発を見せてもおかしくないところではあるが、まだ方向感が定まったとはいい難いと見ておくべきだろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)昨日安値3,743,603円を下値支持線、20日高値以降の下落に対する半値戻し4,350,697円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を割り込めば、またしても底割れということになる。そうなると昨年7月20日安値3,204,516円を窺ってもおかしくないところだが、明日には注目のFOMCが予定されている。すでに米金融政策を巡る思惑は織り込んだと見られる中、一旦のポジション調整すら見られていないのが実状だ。まだ下げ止まったとはいえないが、その可能性は十分と考えたいところだ。
(3)前記抵抗線を上回れば、とりあえず下げ一服との認識は高まろう。さらに同61.8%戻し4,493,971円を突破すれば、12日高値5,074,432円への期待も膨らむことになる。ただし上値追いへの回帰を考えるには、当該12日高値を上回ることが必須と見るべきだろう。早すぎる下落スピードを考えれば、調整は入ってしかるべしと見るが、まだ下げ止まりを確認できたわけでもない。過度な期待は避けておく必要があるだろう。


【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 こちらも持ち直した後、緩やかに押している。日経平均の大幅下落が影響していると見られるが、BTCよりも持ち直しが小さかった分だけ、その後の押しも小さい。いずれにしても膠着(下げ渋り)と見るのが、やはり妥当だろう。

 短期サイクル的にも、方向感が定まったとはいい難い状況だ。まず60分足MACDはMACDシグナルと、0ライン付近で絡み合っている。60分足・一目均衡表の雲に上値を押さえられている状況はBTCとは異なるが、雲の厚みを考えればどこまで上値を押さえられ続けるかは微妙でもある。直近の下落スピードを考えれば、もう一段の反発があっても何ら不思議ではないが、現時点でそれを判断するのは難しそうだ。いずれにしても方向感が定まったとはいい難いという状況を踏まえながら、下げ渋りが本物であるかを見極めたいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)昨日安値244,787円を下値支持線、12日高値以降の下落に対する38.2%戻し300,304円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を割り込めば、再び底割れということになる。そうなると昨年7月20日安値187,797円を窺ってもおかしくなく、注意が必要だ。ただしビッグイベントを翌日に控えるスケジュール感の中、米金融政策を巡る思惑はすでに織り込まれている印象が強い。まだ下げ止まったとはいえないが、その可能性は十分と見たいところだ。
(3)前記抵抗線を上回れば、とりあえず下げ一服との認識は高まろう。そして同半値戻し
317,454円を突破すれば、同61.8%戻し334,604円を経て、12日高値390,122円への期待も膨らむことになる。まだ下げ止まりを確認できたわけではないだけに過度な期待は禁物だが、期待を持ってセンチメントの揺れ動きを見極めたいところだ。


【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 こちらはETHとよく似ている。持ち直した後に緩やかに押しているが、BTCよりも持ち直しが小さい分、その後の押しも小さい。

 短期サイクル的にも、ETHによく似ている。60分足MACD/MACDシグナル/0ラインの位置関係はETHとほぼ同じだ。60分足・一目均衡表を見ると、ETHが雲下限で押さえられたのに対して、LTCは雲上限で押さえるという違いこそ見られるものの、雲の厚み等も同様であるだけに、見方は変わらない。直近の下落スピードを考えて、もう一段の反発を期待したいところだが、まだ下げ止まりを確認できたわけではない。現在の下げ渋りが本物であるかを、しっかりと見極めたいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)22日安値10,719円を下値支持線、17日高値以降の下落に対する38.2%戻し13,330円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を割り込めば、再び底割れとなる。そうなると20年12月24日安値9,821円/同12月11日安値7,247円/同11月26日安値6,706円を窺っても何ら不思議ではないだけに、注意が必要だ。ただしFOMCを控える中、米金融政策を巡る思惑はすでに織り込まれている。もう一段のポジション調整に関しては、やはり期待が募るところだ。
(3)下げ渋りを確認する上でのポイントは、やはり前記抵抗線となる。そして同半値戻し14,137円を上回ることで、ようやく下げ一服との認識は高まることになろう。このため上値追いに関しては、まだまだ先は長い。下げ過ぎであることは認めつつ、17日高値17,556円を上回るまでは、過度な期待は慎みたいところだ。


【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 こちらはETHとLTCの間のような形状だ。BTCほどの持ち直しが見えておらず、その分だけその後の押しも小さい。

 短期サイクル的にも同様であり、60分足MACD/MACDシグナル/0ラインの位置関係はETH・LTCとほぼ同じだ。60分足・一目均衡表の位置関係が、ETHが雲下限/LTCは雲上限の中、BCHは雲半ばと違いがあるが、雲の厚み等は変わらない。このため見方に関しても、同様と見るべきだろう。直近の下落スピードを考えれば、もう一段の反発が期待されるところだが、まだ下げ止まりを確認できたわけではない。まずは現在の下げ渋りが本物であるかを、しっかりと見極めたいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)昨日安値29,459円を下値支持線、18日高値以降の下落に対する38.2%戻し35,645円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を割り込めば、再び底割れとなる。そうなると一昨年12月24日安値27,265円/同12月9日安値26504円を窺っても、何ら不思議ではないことになる。もっともFOMCを控える中、米金融政策を巡る思惑はすでに織り込まれている。やはり目先は、もう一段のポジション調整を期待したいところだ。
(3)下げ渋りを確認する上でのポイントは前記抵抗線であり、同半値戻し37,556円を突破したところで下げ一服と認識される可能性が高い。ただしさらなる上値追いを期待するには、やはり18日高値45,654円を上回る必要が生じよう。まずは現在の下げ渋りが本物であるかの見極めが必要だが、期待を持ってセンチメントの揺れ動きを観察したいところだ。

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