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【暗号資産レポート夕版】2022年05月23日

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 リスク回避姿勢の後退から、さらに上値を伸ばしつつある。先週末も記したように、ポジションが軽くなった影響も大きそうだ。

 ただ短期サイクル的には、どちらともいい難い形状だ。まず60分足・一目均衡表の雲を下に従えており、サポートされる可能性は高い。一方で60分足MACDはMACDシグナルとの絡み合いを続けており、少々実体線とは異なる動きを見せている。出遅れているだけならば問題ないが、そうでなければ実体線の上昇が調整される可能性が増すことになる。気を付けておきたいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、12日安値以降の上昇に対する半値押し3,647,888円を下値支持線、4日高値以降の下落に対する半値戻し4,201,098円を上値抵抗線とする。
(2)前記抵抗線を越えたとしても、まだ同61.8%戻し4,427,006円が控えている。このため4日高値5,158,337円/先月28日高値5,288,664円/同21日高値5,507,044円を目指すには、相応の後押し要因が必要と見るのが妥当だ。下値がしっかりしており、センチメントの改善も見られるだけに、期待を持って臨みたいところだが、この点に関しては引き続き、気にしておきたいところだ。
(3)下値がしっかりし、センチメントも改善しつつあるだけに、悲観的になる必要はないと考える。ただ冒頭で記したように懸念も見え隠れしており、まだ楽観できる状況とはいえい難い。ポジションが軽くなったこともあり、そう簡単に崩れるとは思わないが、前記支持線まではポジション調整のみで押してもおかしくないということは、頭の片隅に残しておきたいところだ。
《15:50》


【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 リスク回避姿勢の後退が前提となるだけに、同じ動きを見せやすい。ETHも同様であり、BTCとほぼ同じ形状を見せている。それでいて短期サイクル的にも同様となっているだけに、テクニカルの出遅れでなければ、実体線の上昇が調整される可能性があるということは、頭の片隅に残しておきたい。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、12日安値以降の上昇に対する61.8%押し240,124円を下値支持線、4日高値以降の下落に対する38.2%戻し279,746円を上値抵抗線とする。
(2)前記抵抗線の手前で16日は上げ止まったように、上値メドとして意識されている印象が強い。このため突破することができれば、もう一段の反発が意識されてもおかしくないところだ。その際は同半値戻し299,290円/同61.8%戻し318,833円が次なるターゲットとなるが、冒頭で記したようにテクニカルと実体線の乖離が目立ち始めている。期待感はあるが、それでも過度な期待は禁物と考えておくべきだろう。
(3)前記支持線を割り込むと、12日安値216,477円まで見ておく必要が生じてこよう。ただし下げ過ぎの域にあるだけに、さらなる下値追いには慎重姿勢で臨みたいところだ。特にセンチメント改善が目立ちつつあるだけに、過度な懸念は禁物と考えておくべきだろう。
《15:58》


【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 こちらも動き方・テクニカル共に、BTCと似通っている。テクニカルが出遅れているだけなら問題ないが、そうでなければ実体線の上昇には反落リスクがつきまとうことになる。値が軽いという特性、あるいはセンチメント改善という後押しで、どこまで補うことができるか?


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、12日安値以降の上昇に対する半値押し8,025円を下値支持線、4日以降の下落に対する半値戻し10,171円を上値抵抗線とする。
(2)前記抵抗線の手前には、心理的な節目である1万円の大台が控えている。これが上値に重く圧し掛かる展開が想定されるが、一方でまだ下げ過ぎの域を脱したわけではない。このため値が軽いという特性を差し引いても、上回ると勢いづく可能性は否めない。過度な期待は禁物だが、同61.8%戻し11,020円を経て、9日高値12,397円辺りまでは、やはり期待したいところだ。
(3)前記抵抗線を割り込めば、再び同61.8%押し7,681円を経て、12日安値6,571円を窺う展開が懸念される。ただしセンチメントは改善しており、まだ下げ過ぎの域から脱し切れてもいない。特にセンチメント改善が目立ちつつあるみぎり、さらなる下値追いに関しては慎重姿勢で臨みたいところだ。
《16:05》


【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 概ね同じ動き方だが、形状が少し異なるのがこのBCHだ。それでもこれまでも度々異なる形状を見せてきており、それでいて全体像は大きくは変わらない。BTC等に準じると見るのが、やはり妥当だろう。

以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、12日安値19,122円を下値支持線、5日高値以降の下落に対する61.8%戻し31,363円を上値抵抗線とする。
(2)最も上値の重さが目立つBCHだが、形状が異なるのはそれまでに先行して上昇した影響が大きい。このため前記抵抗線を上回れば、勢いづいてもおかしくないということは、その他に準じてみたいところだ。5日高値38,931円に向けて動き出しても、何ら不思議ではないということは認識しておきたい。
(3)12日安値以降の上昇に対する同61.8%押しを割り込んだことで、前記支持線まで下値メドを拡大せざるを得ない。ただしこの下げは前記先行した上昇の影響が大きく、それでいて下げ過ぎの域を脱したわけではない。BTC等に比べて上値の重さは目立っているが、BTC等に準ずると見るのがやはり妥当だろう。
《16:15》

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