株式会社マネーパートナーズ


【暗号資産レポート夕版】2022年06月24日

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 下落往き過ぎ感が意識される中、緩やかに値を戻している。まだ方向感が定まったとはいい難いが、下値不安はかなり軽減されたように見える。

 ただし短期サイクル的には、まだ微妙といわざるを得ない。まず60分足MACDは、MACDシグナルと0ラインを少し上回った水準で絡み合っている。60分足・一目均衡表では雲を上抜いたものの、放れるわけではなく、その雲上限付近で膠着している。明確に上抜けると勢いが増しかねないが、現時点ではまだ微妙といわざるを得ないところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、18日安値2,369,932円を下値支持線、16日高値3,080,596円を上値抵抗線とする。
(2)前記抵抗線は7日高値以降の下落に対する38.2%戻しとほぼ合致する水準であり、上値メドとして意識されやすい。その分だけ上回ると同半値戻し3,274,420円/同61.8%戻し3,487,879円を、一つずつ確認するフローが想定される。ただし7日高値4,178,909円に向けて上値を伸ばすには、ポジション調整のみでは心もとない。やはりなにがしかの後押しは必要と見るべきだろう。
(3)前記支持線は直近安値であり、いわゆるネックラインとしての意味合いを持っている。このため下値メドとして意識されやすく、その分だけ割り込むと勢いが増しかねない。ただし現時点では下げ渋りが目立っており、下値を窺うには相応のパワーが必要と見るべきだろう。20年12月11日安値1,827,202円/同11月26日安値1,690,543円への懸念は、かなり後退したと見たいところだ。
《18:00》


【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 こちらもほぼ、BTCと同じ動き方だ。異なるのは60分足・一目均衡表の位置関係が、雲を上抜いた後はその雲上限が下値を支えている点だろう。その分だけBTCよりも下値は堅いと見るが、ETH単独の動意は想定しづらい。明確に上抜けると勢いが増しかねないが、現時点ではまだ微妙と見たいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、18日安値117,834円を下値支持線、14日高値170,023円を上値抵抗線とする。
(2)前記抵抗線は6日高値以降の下落に対する38.2%戻しとほぼ合致する水準であり、上値メドとして意識されやすい。その分だけ上回ると、同半値戻し184,046円/同61.8%戻し199,672円を一つずつ確認するフローが想定される。7日高値247,682円を窺うにはしっかりした後押しが欲しいところだが、下落往き過ぎ感はまだ解消されたとはいい難い。期待感をもって、ことの成り行きを見極めたいところだ。
(3)前記支持線を割り込むと、さらに底が割れる格好となる。そうなると21年2月28日安値137,605円に向けて、大きく値を落としても不思議ではない。ただし現時点では下げ渋りが目立ち始めており、下落往き過ぎ感も解消されたわけではない。上値の重さが目立っているが、過度な悲観は必要ないと見たいところだ。
《18:05》


【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 昨日とは異なり、BTC/ETHと似たような動き方をしている。短期サイクル的にも大差はなく、強いていえば、ETHよりも下値の堅さをさらに窺わせる形状というところだろう。基本的にはBTC等に準じた動きと見るが、値が軽いという特性も兼ね備えている。期待感を持って、ことの成り行きを見極めたいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、14日安値5,350円を下値支持線、6日高値8,626円を上値抵抗線とする。
(2)上値抵抗線まで少し離れているが、当該ラインまで主だった上値メドは見当たらない。このためそこからさらに上となれば相応の後押しが必要と見るが、BTC等よりも勢いづきつつあるのは事実だ。過度な期待は禁物だが、それでも期待が募る局面といえそうだ。
(3)前記支持線は直近安値であり、いわゆるネックラインとしての意味合いを持っている。このため下値メドとして意識されやすく、その分だけ割り込むと崩れかねない分水嶺でもある。そうなると20年10月16日安値4,812円を経て、同10月2日安値4,572円/同9月21日安値4,401円に向けて動き出してもおかしくないことになるが、現在は最も下値が堅く見えるのが、このLTCだ。上げ幅が大きい分だけ反落リスクは増大しているが、過度に悲観する必要はないと考えたい。
《18:15》


【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 少し異なる形状だが、動き方そのものはBTC/ETHとは大差はない。短期サイクル的に見るとBTCにかなり近く、その分だけ60分足・一目均衡表の雲を抜け切れれば上値の重さが払拭される期待も募る。BTC等に準じた動きと見るが、出遅れている分だけ、期待感も増幅しやすいと考えたいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、17日安値14,083円を下値支持線、14日高値17,964円を上値抵抗線とする。
(2)前記抵抗線はいわゆるネックラインであり、上値メドとして意識されやすい。その分だけ上回ると、反発に勢いがついてもおかしくない。そうなると同61.8%戻し20,948円を経て、7日高値24,807円を窺う展開も期待されるが、BCHはまだ、7日高値以降の下落に対する半値戻し19,445円を抜け切れていない。上回るまで底打ち→反発との機運が高まりづらいという点は、頭の片隅に残しておきたいところだ。
(3)前記支持線を割り込むと、20年3月13日安値14,025円に向けた一段安が懸念されるところだ。ただし上値の重さこそ目立っているが、下値がしっかりしてきた印象も否めないところだ。下落往き過ぎの域からも脱し切れておらず、BTCと形状も似通っている。まずは下げ止まりをしっかりと確認してからにはなるが、徐々に下値でブレーキがかかりやすくなっていると見たいところだ。
《18:20》

FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引、証券取引、および暗号資産CFD取引(暗号資産関連店頭デリバティブ取引)に関するご注意


【パートナーズFXおよびパートナーズFXnano】
パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第31項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。但し、一般社団法人金融先物取引業協会が為替リスク想定比率を算出していない通貨ペアにつきましては、一般社団法人金融先物取引業協会と同様の算出方法にて当社が算出した為替リスク想定比率を使用しております。取引手数料は無料です。なお、外貨両替については1通貨あたり0.20円、受渡取引については1通貨あたり0.10円の手数料をいただきます。

【CFD-Metals】
CFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。

【証券】
国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。有価証券のお預りが無く、一定期間証券口座のご利用が無い場合等は、別紙 ①「手数料等のご案内」に記載の 証券口座維持管理手数料1,100円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

【暗号資産CFD】
暗号資産は法定通貨(本邦通貨又は外国通貨)ではなく、特定の者によりその価値を保証されているものではありません。暗号資産は、代価の弁済を受ける者の同意がある場合に限り代価の弁済に使用することができます。暗号資産CFDは、取引時の価格の変動により、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。暗号資産CFDの取引に必要な証拠金は、取引の額の50%以上の額で、証拠金の約2倍までの取引が可能です。取引にあたり、営業日をまたいで建玉を保有した場合にはレバレッジ手数料が発生します。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会 一般社団法人日本暗号資産取引業協会

Copyright© MONEY PARTNERS CO., LTD All rights reserved.