●10月11日夜コメント
皆さん、デイトレお疲れ様です。アフター5トレーディングの時間となりました!
さて、日中の株式市場から振り返ってみましょう。
東京株式市場は、オープン前の機械受注発表で市場予想を大幅に下回る結果となりましたが、株式市場に大きなインパクトはなく、日銀政策金利発表を控えて前場はこう着状態。
ところが、昼頃にムーディーズによる日本国債格上げが発表を好感して、日経平均は200円以上上昇しました。その後の日銀政策金利発表で据え置きが発表されましたが、これは完全に織込まれていたのでスルー。日経平均株価は281円高の1万7458円で引けました。サイズ別に見ても満遍なく買われ、東証一部売買代金は3.01兆円とSQ前であったことも手伝って盛り上がりました。国債市場は、ムーディーズによる国債格上げ発表はスルーしたものの、日銀政策金利据え置き発表で1.75%まで上昇しました。その後の福井総裁の発表では、インフレ懸念への語気を強めていたところから、マーケットの反応もインフレ懸念⇒長期金利上昇というところだったのかもしれません。今回も据え置き票は8対1でしたが、次に反対票が7対2とかになると、そろそろ利上げが本気だというシグナルになるのかもしれませんね。
為替市場、日本国債が格上げされて本来なら円高に振れるべきところが、まったく素通り。むしろ、その後の金利据え置き発表で一段と円売りが進んだところをみると、据え置きだとは分かっていても「青信号を確認するまでは」という慎重な人もいるのでしょう。ユーロ円は1円上昇の166.60、豪ドル円も1円上昇して106.00となりました。
ところで、ムーディーズによる国債格上げですが、反応したのは結局株式市場だけでした。その背景は、4月にSPが日本国債を格上げしたので、そろそろ来るのではないのかなと市場に思われていたことと、格上げの理由が少し不明瞭だったのかもしれませんね。確かに、「新内閣の財政再建に期待」って言われても、財政支出拡大路線と言われているのでちょっと戸惑ってしまいますね。
では、モデルによる今日のレンジを想定してみましょう。
★NY時間のレンジ予想★
本日、確率密度分布モデルによると、約70%の確率で以下のレンジ内での値動きになりそうです。為替の統計バイアスは、指標発表などでブレることが多いです。
※過去の統計であり、未来を表す数字ではありません。
- |
下値 |
上値 |
バイアス |
ドル円 |
116.74 |
117.85 |
― |
ユーロ円 |
165.15 |
168.08 |
― |
ポンド円 |
237.53 |
241.62 |
― |
豪ドル円 |
104.95 |
106.92 |
― |
★注目の指標発表★
発表時間(日本時間) |
内容 |
予想 |
21:30 |
米週間新規失業保険申請件数 |
31.5万件 |
21:30 |
米輸入物価 |
+1.0% |
今夜の統計バイアスは、全体的にニュートラルとなりました。重要な指標発表は週間新規失業保険申請件数と米輸入物価です。最近の米インフレ動向をウォッチしていると、意外と中国からの輸入物価が上昇圧力を伴ってきていることを気にかけている人がいるので、確かに米国のディスインフレに一役かってきた安い輸入物価がどれだけ上昇してくるのかはチェックしておくポイントになると思います。足元ユーロドルが目先のレジスタンス1.42ドルを超えてきたので、ロスカットに注意しながらユーロ円でおっかけ買いをしてみるのもいいかもしれません。ただし、単なるモメンタムを追いかけるだけなので、あまり追いかけすぎるとヤケドをするかもしれないので注意したいところです。
それでは皆さん、また明日(^0^)/
