●第424回 「今週末に向けて、外為マーケットの商いは、リスクをテーマとして一段と神経質となりそうですが、、、。」
今週明け早々からの、外為マーケットの主要通貨の商いは、(ここ最近と比較しても)普段よりも手掛け難い地合いとなっていたのではないでしょうか、、、。
月曜日は、米国マーケットが休場(キング牧師生誕記念日)となっておりましたし、週初においては特段注目に値する程の(事前に警戒感を持って、マーケット全般の商いに影響を与え可能性という意味合いでは)経済指標等のアナウンスも、予定されてはおりませんでしたので、、、。
そんな中で、米国株式マーケットの(強含みの)商状を(外為マーケットにおいても、USDストレートを中心に)導きの材料として(金融を初めとして、主要企業の昨年4Q期の決算発表も続いておりますし、期待通りのポジティブな内容が明らかになれば、米国株価の下支えともなるでしょうが、失望させるものも出てきているようですが)瞥見しつつ、、。
外為マーケットや債券(金利)、コモディティ・マーケットのトランザクションは、外部環境次第の手さぐり状態といったところだったとも言えそうでした、、、。
また他方では、ユーロ通貨圏諸国のソブリン・リスク(特に財政債務の悪化が喫緊の問題であることが明らかになった=粉飾だったのでしょうか?、ギリシャに象徴される)や、、、。
ユーロ経済圏(経済関係からの域内諸国において)の景気回復の足取りの減速(を示唆する経済指標、特に、経済規模からみてもユーロ通貨圏・域内の成長を牽引するドイツの、景況感・期待指数が冴えないままに留まっているのも、気がかりになっておりますし)も、従来の回復シナリオからの逸脱を示唆するものとして警戒感が高まってきました(少なくとも、外為マーケットの商状における方向観に限っても、全面的にEURの重石であるのは、一致する見解でしょう)、、、。
余談ではありますが、英国のインフレーションの加速懸念といった、一見チグハグな撹乱要因(GBPはG3通貨ではないものの、EU圏内の主要国としてのBOEの金融政策の変更=引締め転換、の織り込が速まる可能性も覚悟するといった)も、全く無視するわけにもいかないかもしれませんし、、、。
よって、今週初から央にかけては、主要3通貨では、、、。
EUR/USDの(下方サイドに)プライスが、際立って振らされる展開ともなっていたようでした、、、。
とは、言いましても、既に先週末(15日の東京マーケットの中盤から、欧・米ラウンドにかけて)の商いにおいて、EUR/USDは、下値をテストしていた(どこまでプライスを切り下げられるのか)模様でもありましたので、意外感はなかったものの、下値追いのモーメンタムについては、俄かには見極めきれなかった(先週末の時点で)のが、私見では正直なところでした(前回の当欄では、文末で言い訳程度にEUR/USDに言及しただけで、意図的に目先の予想までは踏み込まなかったのでしたが)、、、。
月曜日の東京マーケットから、その後の欧州ラウンド(ニューヨーク勢が不在でもありには、一旦の落ち着きを見せると、翌火曜日の東京マーケットを経て、ロンドン・マーケットのオープン前の時間帯までの地球ひと周りでは、EUR/USDは1.4380アラウンドで極めて膠着した商いで終始しておりましたが、、、。
19日(火曜日)には、欧州・ロンドン勢の商いがそろそろ活発化する時間帯になってから、、、。
EUR/USDは、一転してプライスを切り下げての商いとなりました、、、。
同日の東京タイムでは、(同じ日の最高値レベルとなる)EUR/USDは1.4410アラウンドまで(若干上昇する)EURが買われる局面もあったものの、、、。
ロンドン・マーケットでの商いが本格化して、早出のニューヨーク勢も参入してきてニューヨーク・マーケットと同時進行となる頃合には、、、。
EUR/USDは、1.4270アラウンドまで下落しての商いとなっておりました、、、。
EUR/USDのトレーディング・レベルが一段、切下がるのに殆ど時間は必要無かったようでした、、、。
その後のニューヨーク・マーケットの中盤(ロンドン・マーケットでは、フィクシング・タイムにかけての時間帯に)になると、、、。
EUR/USDは、1.4252レベルのこの時点での直近最下値を示現(昨年12月23日以来)しておりましたが、、、。
結果的に、EUR/USDはさらにプライスを削ることになります、、、。
翌日の20日のオセアニア・マーケットには、EUR/USDは1.4300レベル付近まで浮上してブックしておりますが、、、。
東京マーケットの商いの序盤には、EUR/USDは1.4270/80レベルにプル・バックしており、、、。
アジア勢が出揃った(他、アジアのマーケットもオープンしてからは)頃合には、、、。
EUR/USDは、目先のストップ・ロス(損失確定のEUR売り戻し)設定観測レベルである、EUR/USDの1.4240/50レベル、1.4210/00レベルを順にヒットして、プライスを維持出来なくなっての急落気味の商状となったことから、、、。
EUR/USDは、1.2000レベルを割り込んでの商いまで、プライスを切り下げることになりました、、、。
東京マーケットの午後の商いでも、EUR/USDは下げ止まる気配の無い商状のままとなっておりました、、、。
東京タイムは、EUR/USDが主戦場でもないでしょうが、瞬時、EUR/USDの1.4167レベルの下値を示現(昨年8月19日以来)しております、、、。
その後の、欧州・ロンドン勢参入後も、EUR/USDは1.4180アラウンドで、下値リスクを意識させての低迷した商状での推移となっておりました、、、。
よって、EUR/USDは200日移動平均(MA)レベル(20日のロンドン・マーケットのオープンの時間帯では、EUR/USDの1.4284レベル)を、クリアーに下抜ける商状となりました、、、。
ただ、EUR/USDが200日MAレベル割れからは(テクニカル的にも、心理的にもクリティカルなレベルでもあり、ブレイクすればそれなりにプライスが走ってしまうことは仕方ないのでしょうが)、下落のピッチが早いようにも思えてなりませんが、、、。
このまま、EUR/USDはフリー・フォールとなってしまうことにならないとしても、コレクションにしろ、一旦の自律反発であったとしても、プライスの浮上もイメージし辛い感じでもあります、、、。
早出のニューヨーク勢が参入してくると、一時のEUR売り一服感も長続きせずに、EUR/USDの下値追い再開(一方的なままで)といったで、、、。
ニューヨーク・マーケットの中盤にさしかかる時間帯には、EUR/USDは1.4100レベルも割り込んでしまいました、、、。
EUR/USDは4081レベル(昨年8月18日以来)の下値での出合いが観測されております、、、。
その後、ニューヨーク・マーケットの終盤にかけてのEUR/USDの商状は、1.4100レベル挟みで殆ど動きが無くなってしまって、本日のオセアニア・マーケットにブックしております、、、。
微妙な商状ながら、EUR/USDは1.41台での滞空も維持出来なくなってしまうのでしょうか、超・短期的には興味のあるところではあります、、、。
半面、対EURでのUSD買いと、(クロス円のトランザクションではありますが)JPY買い戻し圧力が、なんとなく拮抗してしまったようでもありますので、、、。
USD/JPYでは(方向として)プライス・アクションが、顕著にならないまま、妙に平衡したような推移となってしまった印象でした、、、。
ただ、私見では、USD/JPYの膠着感が漂う商状には、(杞憂かもしれませんが)需給やスペキュレーションの思惑等々諸々の歪みが蓄積されてきており、そのエネルギーがプライスのフレ幅の増幅として帰結するのではないかと、幾分ながら神経質にウォッチしているところです、、、。
今週初のスタートでのUSD/JPYは、、、。
USD/JPYの90円80銭レベル挟みでの商いで、どちらかと言えば下値を意識していた(USD/JPYが、コジッカリと91円台ロウ・レベルの滞空を早期復帰してこなかったのが効いていたと思えてなりませんが)のではないかと思えましたし、、、。
ただ、底打ち感や下げ渋り(止まり)感のような雰囲気も、ハッキリとしないままではなかったでしょうか、、、。
19日の東京マーケットの終盤では、USD/JPYは90円30銭アラウンドの下値での出合いが観測されてもおりましたが、、、。
その後の、欧・米ラウンドでは、USD/JPYは91円台ロウ・レベルでの商いまで、じり高となりました(高高値は、USD/JPYの91円36銭レベルでしたが)、、、。
私見では、USD/JPYのフィギュアが、91円と90円では大違いではないかと感じて(分水嶺となりかねない)おりますので、、、。
(超・短期的にみて)現状では、USD/JPYは一応の堅調商状であるといった判別(下値が限定的だとか、底堅い、若しくは上値が重いといった見極めは、現状では適当なラベルでない評価と思えますので)したいと思います、、、。
しかしながら、20日の東京マーケットのUSD/JPYの商いは、値幅にして30pips程度の極めて小動きのままで、何らの示唆も無かったのも事実でしょうが、、、。
昨日の欧・米ラウンドでのUSD/JPYのプライス・アクションは、下値(ロンドン・マーケットのオープン前の時間帯には、USD/JPYの90円78銭レベルの下値での出合いが観測されております)から上値(対して、ニューヨーク・マーケットの序盤で、USD/JPYは91円45銭レベルまで小幅反発して)へと、ややフレ幅の拡大も見られましたが、、、。
しかしながら、結局的には、USD/JPYは91円20/30銭レベルでの商いに収束してしまったようでした、、、。
USD/JPYは91円台ロウ・レベルから、(上値か下値か)どちらの方向にトラクションがかかるのか(方向観が乏しいままかもしれませんが)、目先的な興味になります、、、。
とは、言いましても、足許のUSD/JPYの商状の延長線上には、、、。
あくまで私見での表現ですが、無難に(下値)プライスを掘り崩していくような商いの継続過程であると思えてなりません、、、。
