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外為オタクの視点・論点
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2010年1月28日

●第426回 「気迷いながら、USD/JPYの目線はより下向きとなるのではないでしょうか、、、。」

 今週初の外為マーケットの商いは、注目のイベント(米国のFOMCミーティングやオバマ大統領の就任後初の一般教書演説=オバマ・コメントはグローバルな株価の下落安&USD安誘発の連想もありますし、他方本邦では、当然ながら波乱の可能性の予期などはありませんでしたが、日銀の政策委員会・金融政策決定会合=経済・物価情勢の展望(展望・リポート)の中間レビューは興味があるところでしたが、の開催もあり)を控える期間ですので、、、。

総じて、マーケット参加者の意欲も、消極的になりがち(主要国の財政赤字拡大に関する懸念や、中国の金融引き締め政策の趨勢といった、目新しくもなくそれなりに覚悟されていながらも、神経質になってしまうといったことも)であったのではないでしょうか、、、。

 USD/JPYは、先週末(21日のニューヨーク・マーケットで、その前の短期間でジワリと上昇したプライスを、一気に吐き出してしまっており)の冴えない地合いを、越週後も引き継いだままでの商いといった感じでした、、、。

 若干、USD/JPYの下落のピッチがキツかった印象もありましたので、超・短期での値鞘狙いの刹那的でシナリオの無いような思惑からすると、、、。

それなりに自律反発気味に、プライスを戻す(小幅で限定的に)場面を、週明け早々に期待するのも、自然の流れとしてはあったのかもしれませでしたが、、、。

 しかしながら、予想以上に、USD/JPYの90円50銭アラウンドから上値は重かったようでしたし(USD/JPYの91円00銭レベル手前でさえも距離があったようでした)、、、。

 ですので、週明け月曜日から(様子見もあってか、地球1周の間)翌火曜日の東京マーケットのオープン前までは、、、。

USD/JPYは、90円10/20銭レベル(時折、90円00銭レベル挟みへの商いに軟調になるものの)で小動きに終始しておりました、、、。

 そして、26日(火曜日)の東京マーケットでの商いが本格化する時間帯からは、幾分プライスのフレ幅が拡大するようになってきておりましたが、、、、。

 それでも、極めて短時間の戻り商状からの上値が、USD/JPYの90円54銭レベルで精一杯でしたし、、、。

USD/JPYの上値追いに勢いが付くような材料に(後付的にも)乏しい中で(若干、USD/JPYのタイト・ストップを引っ掛けて、USDが買い戻されてプライスが浮き上がった程度でしょうか)でしかありませんでした、、、。

東京マーケットのクローズ間際には、日本の外貨建て・自国通貨建ての長期ソブリン格付けの見通しの引き下げ(S&P社が、これまでの「スティーブル」から「ネガティブ」に変更)といった、アナウンスもありましたが、、、。

極めて一時的にJPYが嫌われるリアクションとはなったものの、余り関心がもたれなかった(海外勢の本邦への資金供給=年初より株式等には流入傾向のようですが、の動静からは、後日日本売りの口実として蒸し返されることにもなり辛いのではないでしょうか)ようですし(短期のスペック筋のUSD/JPYでの、JPYロング・ポジションにしても、まだ利益確定とするためのレベルに到達していなかったでしょうし)ようでした、、、。

 結局のところ、USD/JPYは90円30/40銭レベルで(東京タイムのお昼前頃までは)滞空しつつも、USD買いが追随するようでもなく、ただ力なく漂っていたようであり、、、。

 その後の、東京マーケットの中盤以降(本邦日銀=BOJの、2日間の金融政策決定会合の結果も確認しながら)は、目先的な、トレーディング・レンジの下限へと、USD/JPYはプライスを切り下げてしまうことになったということでしょうか、、、。

 やはり、FOMCの結果(ディレクティブに変更は予想されないことから、ステート・メントの内容が注目されていたのは、言うまでもありませんが)を受けての、(あえてあるとすると)ポジション調整を勘案すると、、、。

USD/JPYの(FOMCの)直前までの待機レベル(コスト的にも、上値、下値どちらの方向にも、ある程度の満足いくプロフィット・テイキングの値幅を見込んだ発射台としては)としては、USD/JPYの89円台ミドル・レベル以下が要請されてもいたとも、私見では推測いたしましたが、、、。

 もってして、火曜日のロンドン・マーケットの序盤から、ニューヨーク・マーケットを経ての商いでは、、、。

USD/JPYは、89円50銭レベル挟みで膠着してしまっておりましたし、見方によっては落ち着いていたようでもありました、、、。

 とは、言いましても、水曜日の東京マーケットの序盤の商いまでは、前日の欧・米ラウンドの流れを引き継いでいたものの、、、。

 中盤からは、USD/JPYはやや下値をトライする商状(俄かにUSDロング・ポジションの残存するストップ・ハンティングが仕掛けられたのでしょうか)ともなりました、、、。

 そんなことから、午後の時間帯に、USD/JPYは89円14銭レベルの最下値レベルでの出合いが断続的に観測されもしたものの、さらに下値に突っ込んでいくようなこともなく、欧州・ロンドン勢の参入とともに、プライスは再浮上しております、、、。

 どうでしょうか、対主要通貨で(リスク・リダクションといったマインドが優勢になる局面での基本動作として)USD買い戻し&JPY買いが支援される一連のトランザクションを背景として、、、。

 妙な均衡商状なりやすいと、私見では考えているUSD/JPYの商状に限定するならば、、、。

(局所的に昨日は)クロス円でのJPY買い戻し(JPY高へのフレがキツかったようでもありましたし)が、USD/JPYでも、プライスを押下げるトラクションとなったと、言えるようでした、、、。

 しかしながら、より注意深くなれば、対資源国・高利回り&新興国通貨での(EUR、GBP、CHF等の欧州通貨ではなく)USDショート・ポジションの一部アンワインドが目立つことになっていたようでしかなく、、、。

それも、一過性なのか、趨勢なのかは判然としなかったのも、正直な感想でしたが、、、。

だからと言うわけでもありませんが、EUR/USDのプライス・アクションにおいては、、、。

今週初から、EUR/USDは、1.4150レベル挟みでスタートしてから方向感が定まらずに小刻みな展開で、一方的なUSD買いとまでは表現し難い感じでした、、、。

26日の(東京マーケットの中盤から、EUR/USDは弱含んだようでしたが)欧州・ロンドン勢の参入時間帯からは、EUR/USDは1.4100レベルを割り込んでの商いとなっており、、、。

それ以降は、概ねEUR/USDの1.4080アラウンドで、下値リスクを意識させながらの不安定な推移となっておりました(26日のニューヨーク・マーケットの序盤、オプション・カット・タイムを通過する頃合に、瞬時、EUR/USDの1.4043レベルの下値での出合いの観測もありますが)、、、。

EUR/USDは、大きく下値を拡大するのは、どうにか回避しておりましたし、下げ止まった(渋っているでもなさそうですし)とも言い切れないまでも、超・低空飛行商状(EUR/USDの1.4030/40レベルを、直近最下値ラインとして)となっておりました、、、。

その観点からしますと、傾向的に対USDでEURが圧迫されつつも(当面の基調は、下落で間違いないのでしょうが)、USDが積極的に買い戻されることになりきれず、(EUR売りの)テーマ待ちといったことでもあったのではないでしょうか、、、。

さて、昨日のニューヨーク・タイムの午後に、FOMCのステート・メントのアナウンスを受けてからは、、、。

EUR/USDは、ジリ安のままの膠着商状のままでした、、、。

USD/JPYの商状では、幾分USDが支援されることになったようでした、、、。

FOMCの結果待ちのニューヨーク・マーケットのUSD/JPYは、89円50銭レベル挟み(東京マーケットの中盤以降から、プライスを回復して)で、商い手控え気味となっておりましたが、、、。

私見では、どうも未消化のままではないかと思うのですが、FOMCのステート・メントの内容を確認後のリアクションとして、、、。

USD/JPYは、90円00銭アラウンドまで50pips程度上昇しました、、、。

取り敢えずは、今週初のトレーディング・レベルに回帰したことになるのですが、本日の東京マーケットでも、USD/JPYは90円台ロウ・レベルを維持出来ているかでしょうが、、、。

地球をひと回りしてからの28日のニューヨーク・マーケットのオープン前の時間帯には、USD/JPYが90円台ロウ・レベルで滞空しているとは、私見ではどうも思えないのですが、いかがでしょうか、、、。