●支持線割れ?
先週末に発表された米・雇用統計は事前予想を下回り、ドル円は2005年1月の安値を割り込んで、1999年11月以来の安値を示現した。
「サブプライム問題」に端を発した米国の金融不安が、実体経済に影響するとの思惑がドル売りを呼んでいるが、先週末は101.41円の安値後は急反発し、一気に底割れ商状という事態には至らなかった。
しかし、101.20-25円レベルをブレークすれば一気に100円割れをトライするとの見方が多く、米国サイドからドルの弱材料が出てくれば、売りが売りを呼ぶ展開になることも懸念される。
皆が同じ方向を向いた時が「陰の極」ということで、ドル円は目先の底打ちを完了し反発基調に入るとの見方もあるが、そういう見方があるうちはまだ陰の極ではないとも言え、今後どちらの思惑が勝るかが注目される。
ユーロドルも先週末に1.5455の新高値をマークしており、こちらも1.55の心理的な抵抗線を抜けられるかが焦点となろう。
