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為替の話・トレンドを掴め!

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第713回 2017年6月29日~7月5日迄の為替見通し

2017年06月29日

 トランプ大統領が着々と選挙公約を果たそうとしている中、8年間続いた民主党勢力の抵抗か、何かとスムースにいかない印象のニュースが伝えられます。その一つがオバマケア改正案であり、パリ条約脱退に対する批判だったりするわけですが、現地に長く暮らす人に聞くと、「オバマケアは低所得者層には救いとなったものの、中間所得層に大きな支出を強い、不評だった。パリ条約脱退は石炭・石油産業に従事する人には歓迎されている」とのことです。
 そもそも太陽光パネルこそ、太陽光を反射させ天候変動要因になっている可能性が指摘されたり、風力発電にしても音の振動被害を指摘する声もあります。
 何が環境に影響しているのかはわからないから石炭・石油が環境に悪いと一概に決めつけていいのか、ということで、「オバマ支持、反トランプ」であるかのようなとらえられ方はどうなのか、が云々されている由。

 トランプ大統領の動向を為替や株価を動かす材料にするのも、そろそろ食傷気味・・・とトレーダーが感じ始めていたその間隙を狙うかのようにECBドラギ総裁がタカ派発言をしたととらえられ、ユーロが急騰。イングランド銀行総裁のカーニー氏までも同調旋律を奏で、ユーロ高に張っていた人たち(たぶん仕掛け人)をすっかり喜ばせました。

 あおりを受けて、石油がだぶつき気味で、ダウ大幅安のピンチに見舞われていた米ドルやダウもめきめきチャージされた格好でドル高円安に振れ株価も上昇。
 ドル円も「おや、ここまで戻れるんだ」の112円半ばまで円安を見ています。

 「いや、気持ち悪い」と感じてしまうのは、私だけでしょうか。何しろドラギ氏の発言を最大限拡大解釈してここまでユーロが持ち上がったりする空気で振れる相場です。
 だったら7月2日の東京都議会選挙はどうなのか?
 結果次第でどう相場がブレるか、気にしているのです。

 時は外資決算の6月末。

 何か作りこまれすぎた円安光景に見えてしまうのですが。連日のこれでもかの自民党への逆風。7月2日自民大敗などという結果になると、改憲意欲を示すアベノミクスに大きな試練でこれが為替に影響しないではいられない、と私は思うのですが。

 金融緩和正常化は金利引き上げ国の通貨を強めますが、足元、そこそこ好調な景気には冷や水の可能性が否めませんし、金利引き上げが株式市場の下落トリガーに効いたのは過去相場の例からも見て取れます。

 ここは円安に慌てず、心平らかに7月2日都議選が為替にどう効くか、リスクを図りたい場面ではないでしょうか。

 ちなみにツイッターでは「都民ファーストと自民党は実は犬猿の仲ではなく、議会をシャッフルするのが目的であり、選挙後は手に手を携え、東京カジノ構想に着手する」といった都市伝説的な意見が流布されています。トランプ政権後に突貫工事の印象でカジノIR法が決まり、大阪ではその準備がすでに始まっていますが、それに続いて東京カジノ構想が浮上するというのであれば、オリンピック後の空前絶後の空き家対策としては日本経済活性化には寄与しそうです。が、もちろん、こうした話は真偽不明。さまざまな観点から為替水準を冷静に予測していきたいものです。


 今週は振れ幅を大きめにとってみました。ご参考になれば幸いです。

●ドル円
上値抵抗②113.118-113.810
上値抵抗①112.351-112.003
均衡111.783
下値支持①111.041
下値支持②109.508-108.668

●ユーロ円
上値抵抗130.302
均衡127.541-128.736
下値支持124.061-124.780

●豪ドル円
上値抵抗86.428-86.985
均衡84.638
下値支持83.088-82.531

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】

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