FX・CFD・証券取引のことならマネーパートナーズ -外為を誠実に-

--> --> -->

FX・CFD・証券取引・外国為替のことならマネーパートナーズ -外為を誠実に-

FX(外為取引)・証券のマネパHOME > マーケット情報 > FXコラム > 為替の話・トレンドを掴め! > 第704回 2017年4月20日~26日までの為替見通し
為替の話・トレンドを掴め!

最新の記事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

第704回 2017年4月20日~26日までの為替見通し

2017年04月20日

 歴代大統領が「戦略的忍耐」で対応してきた北朝鮮問題ですが、トランプ大統領は禁断のカードを切るかもしれない、と海外メディアなどで報じられています。
 異端の大統領といわれるトランプ氏の判断を知るすべもない投資家は
 最悪シナリオ、最善シナリオ、中道シナリオを各々想定して、いずれの事態になっても自分の資産が吹っ飛ばないように対策しておきたいですね。

 まず、最悪のシナリオとしては、米軍が北朝鮮を実行制裁し、北朝鮮がそれに反撃。日本にもさまざまな被害が及ぶような事態が考えられます。
 その可能性はロシアや中国、国連等の動きが抑止力として働くことから、少ないとは思いますが、ないと言い切れないのではないでしょうか。

 遠くの戦争は買い、近くの戦争は売りという相場格言がありますが、こうした事態が起これば国内外の株式、為替、商品相場には影響大で特に「近場」の日本経済には大打撃となるでしょう。

 それは韓国、中国も同様であるため、阻止が望ましいのは言うまでもありません。が、アメリカが、このアジア地域にどのようなストラテジーをもって対しているのかは全く不明です。
 日本や韓国を砦として、大国・中国と真剣勝負になるような事態も辞さないのか? 非常に考えにくい事態とはいえ、ゼロではないと用心しましょう。

 一方、最善シナリオは中国の働きによって北朝鮮の緊張が沈静化し、中国、北朝鮮、韓国、日本の近隣4国で「戦略的調和」が保たれることです。
 これが実現すれば、中国はスローテンポながら安定的成長路線を歩め、北朝鮮は国際制裁を避けられ、韓国も日本にとっても好ましい状況です。

 しかし、この最善シナリオにすんなり落ち着かない理由として、中国国民の格差不満、北朝鮮の経済的困窮、主要輸出品とて防衛商品を持つアメリカのニーズをどう解消するのかという点にあります。

 安倍首相は巧みに前政権のオバマ政権に付き添い、トランプ政権にも速攻で取り入り気に入られました。ホワイトハウスを訪れた二番目の国家代表として一番目に訪れたイギリスのメイ首相とは格段の違いの大歓待を受け、その裏には相当な取引があったのだろうと推測します。
 中国の習近平氏は秋の党大会のことで頭がいっぱい。トランプ大統領は最高裁判事を自身が指名した保守派ゴーサッチ氏の議会承認を得て、オバマ元大統領の同職への就任の目を完全につぶした上に、トランプ・タワーの盗聴疑惑をオバマ大統領の側近中の側近の関与を疑わせる証拠が示されたことによって民主党手法の政治アプローチを払いのけました。

 トランプタワー盗聴に前政権閣僚がかかわっていたニュースを報道したトランプ寄りといわれるFOXは看板キャスターのスキャンダル発覚。トランプVSオバマ対立はなお続いているように感じられます。

 今後、オバマ元大統領のとった「戦略的忍耐」を全否定すべくトランプ大統領が朝鮮半島問題のフェーズをどう進めるのか? 為替水準もそうした外部国際環境を気にしています。

 アメリカ抜きでオバマ大統領のレガシーであるTPPを推進していくという日本の方針がトランプ大統領の虎の尾を踏まないことを願いたいものです。為替には関心がない、言及しないというトランプ政権の姿勢は北朝鮮ミサイル発射基地で営まれたカモフラージュという意見もあるバレーボールかもしれません。
 為替変動の次の陣に備えたいものです。

 とはいえ、当面はドル円為替大変動は小休止かとみています。ユーロ、豪ドルは広めのレンジと想定しました。

●ドル円
上値抵抗109.311
均衡108.306
下値支持107.744

●ユーロ円
上値抵抗118.027
均衡116.283-117.917
下値支持①113.328
下値支持②-111.429

●豪ドル円
上値抵抗83.203
均衡82.375
下値支持80.657-79.417

このページの先頭へ

このページの先頭へ

プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】

コラム一覧

鈴木郁雄の実践トレーディング 外国為替古今東西 行天豊雄 外貨投資 転ばぬ先の智慧 田嶋智太郎
市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
為替の話・トレンドを掴め! 木村佳子
武市のなぜなにFX 武市佳史

FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、取引の額の4%の額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.7%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,700円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

このページの先頭へ

FX(外為取引)・証券のマネパHOME > マーケット情報 > FXコラム > 為替の話・トレンドを掴め! > 第704回 2017年4月20日~26日までの為替見通し