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第719回 2017年8月10日~16日の為替見通し

2017年08月10日

 豪雨と台風、地震などこの時期は例年、災害が多いですね。気候変動の原因にはCO2、太陽パネルや都市開発、ビル建設などによる地表温度の変化など諸説ありますが、かつてとは違う災害の甚大化が強く意識されます。
 そんな不安な外部環境が為替を動かす人心にも響くのでしょうか。これまで見てきたトランプ大統領誕生以来、続いているざっくりしたレンジ114~108円を行ったり来たりしているだけなのか? 猜疑心がよぎります。

 すっきりしないのは天候だけではありません。北朝鮮問題の行方も為替トレーダーにとって重要な関心事。
 日本のスタンスがあくまで非戦闘、対話路線なのか。
 あるいはアメリカが行動を起こせば追従するのか。
 それともアメリカは非戦闘、日本単独で防衛に動くのか。

 ことの本質上、明確には示されない点でFRBの金利政策同様、投資家としていつもより以上に自分の判断、デザイン力でトレーディング・シナリオを構築していかなければいけないので、悩ましい状況といえますね。
 目下、何か動きがあるのではないかとマークされている9月9日北朝鮮建国記念日までにはまだ日があります。
 その時に備えながらも今は、レンジ・トレードに向く「夏休み相場」ととらえて対処するのも一法かもしれません。

 今週の想定為替レンジは以下の通りです。

●ドル円
上値抵抗111.147
均衡109.968
下値支持108.900-108.317

●ユーロ円
上値抵抗130.315
均衡128.211-129.855
下値支持127.488

●豪ドル円
上値抵抗86.585
均衡85.558
下値支持84.929

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】

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