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第823回 2019年9月12日~18日までの為替見通し

2019年09月12日

次の更新までの各通貨の予想レンジは以下の通りです。
●ドル円
上値抵抗108.145-
均衡107.268-106.223
下値支持105.144

●ユーロ円
上値抵抗119.531
均衡118.414
下値支持116.644

●豪ドル円
上値抵抗75.248
均衡73.979
下値支持72.529


9月12日日本時間20時45分頃、欧州中央銀行(以下 ECB)から通貨ユーロの金利政策の結果が出て来ます。現在のところ、ユーロ金利は0%。そして各金融機関がECBに預け入れる際の金利はマイナス0.4%となっていますが、若干、両金利を引き下げるのではないかと見られています。

21時45分にはドラギ総裁の会見があり、ここでの発言は次回10月24日のECB金利政策の伏線となるものだけにECBの政策発表、会見開催の日本時間20時台、21時台の為替動向は大注目ですね。

そして、その流れを受けて翌日13日がSQです。さらに祝日を含んで翌週はFOMC開催。トランプ大統領は盛んに金利引き下げが有効と発言していますが、その理由は3つの世界不確実性からでした。
一つは米中貿易摩擦による世界経済不透明、二つはイギリスのEU強硬離脱、三つ目は香港デモの拡大化による中国リスク。

しかし、こうした恐怖をいわば煽って利益にしようとしている存在もあるわけで、不確実性は意外とあっさり解消されるのかもしれません。
ECBが金利を引き下げる場合、ユーロ安円高ドル安でドル輸出有利。
極端な円高阻止としてオールジャパンで米国債購入に動けば、円売りドル買いである程度の円水準キープ。
各通貨の落としどころの水準がいくらなのかは目下のところ綱引きですね。

こうした流れの中でトランプ再選問題を重ね合わせるとここからは時事を最大限に再選有利に結び付けようとトランプ氏は動いていくだろうと思います。
それを受けて、恐怖シナリオで縮んだ分、マーケットはリバウンド期に差し掛かるのではないでしょうか。
10月米中貿易交渉を前に中国は2週間だけ対米関税合戦を停止。香港サウスモーニングポストが報道するように、それなりに米製品を輸入し交渉を有利に運びたい意欲をもっているようです。
すると米中対立もブレグジット強硬離脱延期と合わせて不確実性後退。
香港デモ問題は2020年1月11日台湾総統選挙までの時間、くすぶり続けながら政治利用される可能性を残すとみれば、2018年から続いた米中貿易問題でのトランプ強硬路線はいったんは収束かなと思います。

強硬派ジョン・ボルトン氏が去った後のトランプ政権はグッド・コップ(良い警官)キャラクターでマーケットの安定に動いていくと思われ、「すべては彼のせいなんだ」といわんばかりに2003年イラク戦争を推進した一人ジョン・ボルトン氏をわざわざ9.11に解任した点からも世界にメッセージを発信しているように感じられます。

ボルトン氏と本当に対立したのか、共演なのかは今後を見みないとわかりませんが、もし、本当に対立したのなら、トランプ大統領へのしっぺ返しの報復があるかもしれません。
共演ならば、強硬路線は大統領再選後に復活という可能性は十分にあると思います。

その日のために安倍改造内閣がどのように展開していくかは興味深いところで、今後の日米欧露中国の動向には要注目ですね。
このあたりの考察については動画「木村佳子チャンネル」で日々、解説しています。
8月初旬には「ジョン・ボルトン氏解任の可能性(前半後半)」についての動画を公開していますのでお時間がございましたら是非ご覧くださいませ。

 流れはいつ急変するかわからないと肝に銘じつつ、トレーデングでチャンスをつかみたいものですね。

※当コラムは毎週木曜日の更新です(木曜日が祝日の場合は休載となります)。

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】


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