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第850回 2020年3月26日~4月1日までの為替見通し

2020年03月26日

次の更新までの各通貨の予想レンジは以下の通りです。

●ドル円
上値抵抗111.059-111.298
均衡110.450-110.960
下値支持108.873-108.228
※平時の下値支持とします。有事には下値支持は大きく変動しますのでこの限りではありません。

●ユーロ円
上値抵抗121.355
均衡119.558-120.011
下値支持118.688

●豪ドル円
上値抵抗66.275
均衡64.072-64.768
下値支持62.333-61.290

「事実は小説よりも奇なり」。まるで映画、SF小説のような事態が世界に襲い掛かっています。人が集まったり、接近して話したりすることが感染リスクを高めるとして各国で自粛要請や都市封鎖がなされています。
しかし、人は「人間」という字の通り、他者とのコミュニケーションによってその関係性に支えられています。その力の源から疎外されると生きる意欲がそがれます。一体このような事態がいつまで続くのでしょうか。
健康も大切ですが自粛一辺倒は世界経済に超ど級のインパクトを与えます。ここまで対処されなければならない騒動の裏にダビンチコードに相当する別の伏線はないのでしょうか。

・東京五輪の延期にウイルスだけでなく他国からの電磁的な影響への懸念が5Gとの関連で考えられるのではないか?
・石油価格暴落で困窮しているのはイラン。イランは新型コロナ問題でも深刻。そのイランはアメリカの宿敵。イランの困窮で北朝鮮や中国との結束力は弱められる?
・中東で石油価格を巡って紛争が起これば利益を得られるのは世界的軍需産業
・株価波乱や石油価格暴落でサウジアラビアの資金が当てにできなくなる可能性から痛手を受けるのはスタートアップ企業に集中投資することに熱心な企業。中国には痛手。
・有事のドル買いが起こり、ドル基軸通貨体制には望ましい環境
・サプライチェーン分断に対して、アメリカはこうした事態に国防生産法で内需振興を図る。
などから世界の工場役を担ってきた中国には厳しい環境と見受けられる一方、アメリカには痛手が少ないのではないかと感じます。
 まだまだ見えてこない全体図で不確実性に疑心暗鬼となる状態は続きそうですね。
突っ込みでのトレードを実行するには粘り強く勝算につながるタイミング待ちで対処したいですね。
変動に慌てないためには自分なりの指針を確立することですね。「負けない投資=証拠金を飛ばさない、損を少なく、儲けのチャンスは逃さず」を基本に、資金の効率性を高められるようマネジメントをしっかりしたいですね。

今後、新型コロナの影響を受けて、期末から4月新年度にかけ資金がどう動くか、4月15日韓国総選挙などにも注目しておきましょう。

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】


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