●ドル円
上値抵抗108.983
均衡107.586
下値支持106.443-105.599
※現状はドル円の振れ幅におけるフレームが若干、ドル安円高傾向に引っ張られているなかでの週末に向けてのリバウンド状態です。
時間はもう少し先になりそうですが、トレンドは105円方向を見に行く可能性があります。
来週はじめのニュースに注意したいですね。
●ユーロ円
上値抵抗118.074
均衡117.627
下値支持116.861
●豪ドル円
上値抵抗68.758-68.050
均衡67.106
下値支持66.555
※オーストラリアは日本と季節が逆になり、これから新型コロナがどういう状態になるかを注意深く見ておきたいと思います。
相次ぐ厳しい経済指標の発表を受けて各通貨に動揺が広がる場面が続きますが、「これ以上、悪くなるとしたら?」という点で打たれ強さが出てきたようで、先般のような大荒れにはなっていません。
今となってはドル円の101円への急激な突っ込み再来希求も芽生えているかもしれません。
さて、新型コロナによる世界規模の自粛から早く正常な経済活動に戻れることが望まれますが、終息のヒントになりそうな様々なデータが示されるようになりました。
●中国では眼科の医師への罹患がみられ、飛沫感染が疑われる根拠になりましたが、歯医者の罹患例が少ないことから、別の理由でも感染が広がっていると可能性が指摘されています。人から人だけではなく、モノを介しているのではないかというのです。
公衆トイレの壁、把手、食品売り場での商品のさわり回し、買い物籠の把手などに菌がついていて、それを触り、その手で鼻、目、口などを触ることで罹患リスクが増すのではないかという指摘が医師、学者筋から出ています。
こうした事態を避ける一法として消毒ロボット(デンマークが製造)による紫外線照射などが導入されればと思います。菌が除去されれば罹患者が減少するのではないでしょうか。
●中国の新聞が3月17日に報道したことですが中国の8研究機関のまとめたデータによると血液型でA型が最も罹患率、死亡率が高かったという結果が出て、その論文が査読待ちになっているとのこと。この件については動画を作って説明していますので、お時間がありましたらご覧ください。
(4月16日15時更新号)
https://www.youtube.com/watch?v=1nfPnok4yBM&list=PLhU_5pggwZ81Nv2LTX5qZmvYLLgQcT4rP
●トランプ大統領がギリアドサイエンシズのレムデシビル(エボラ出血熱に効く薬)を新型コロナにも使用できるようにブッシュしていることから、治療薬やワクチンが開発されるのはそう遠くないでしょう。
となると、今年後半には好転する可能性を考えたいと思います。何しろ現在、平時ではなく非常時。株価、為替、原油を動かす人間活動への制限がなくなることが指標改善の大前提です。見えない敵との戦い方がわかる十分なデータはそろいつつあります。希望をもってトレードチャンスに乗っていきたいものですね。