●ドル円
上値抵抗105.705
均衡104.530
下値支持103.188
●ドル円
上値抵抗124.473
均衡120.888
下値支持121.211
●ドル円
上値抵抗78.081
均衡75.353
下値支持73.368
トレーダーにはそれぞれ得意な手法があるかと思いますが、
大きな国際紛争がなく、時々、キーマンの言動でボラテイリティが発生すような状況なら利益を上げられる平時派タイプの人が全体の6割くらいを占めるのではないでしょうか。
しかし、予定外のこと、途方もないこと、「まさか」というような事態が起こり、証拠金を追加できずに飛んでしまうことが数年に一度程度は起こるため、「平時派」は飛ばないように用心しなければなりません。
その「まさか」があるかどうかですが、アメリカはしきりと中国に対して怒りを誘うような「誘い水」を打っているように思います。なので「ひょっとしたら中国が平常心を維持しきれず呼応してしまうのではないか」と思わせられます。
そう思う根拠を列挙しますと
① ポンペオ国務長官に使える次官が台湾の李元総統追悼式に19日参加の意向
② 対中警戒モードのトランプ政権ではそのシナリオライター的存在のハドソン研究所CEOが駐日大使として赴任する可能性が高まっていること
③ 安倍首相の周辺にいる官僚、政治家を名指しで「媚中派」としたワシントンのシンクタンク戦略国際問題研究所のレポートが7月23日に出て、それを受けた結果と考えると腑に落ちる「安倍首相の突然辞任」。すなわち、名指しされた経団連と近いといわれるI秘書官らいわゆる親中派を安倍首相辞任で内閣から一掃後、日米同盟強化で、何か「まさか」という予想外のイベントがおこりえる可能性
こうした「まさか」の一例が年初のコロナ騒動だったと思いますが、その第二弾がまだ残っているのではないかと疑います。
菅政権では抵抗勢力一掃によってデジタル化と行革で英米と連結してデジタル資産を共有していこうとしているようです。
中国がそうした動きにどう対抗してくるか、結果的に株価や為替にどう響いてくるか、研究を続けたいと思います。
米国務次官が台湾で行われる李元総統の告別式に参列するのは日本時間19日であることは前述のとおりですが、土曜日に当たり、翌日曜日の後、敬老の日、秋分の日と日本では連休が続くだけにいつもよりリスク管理に意識を向けたいですね。
今回は連休のさなかのリスク管理を意識してドル安方向のレンジを想定しました。何かあれば想定以上にドル安は動くと思いますので、証拠金管理は手厚くしておきたいですね。