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為替モーニング東京市場2022年1月20日

2022年01月20日
(コラム執筆時間:08時54分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円114.00~115.00
ユーロ円129.30~130.30
ユーロドル1.1300~1.1400
豪ドル円82.00~83.00
相場状況の振り返りと今後の展開予想

先週発表された米消費者物価指数(CPI)は前年比7.0%まで上昇し、インフレに対する警戒感が強まる中、一部では3月のFOMCで0.5%の大幅利上げの可能性を織り込む動きが出るなど、米債券市場は軒並み上昇基調を強めている。反面、米国株式市場ではNYダウが4日続落するなど、米金利先高観測の影響が如実に表れ始めており、インフレ抑制のための金利正常化を急ぐべきではないとの見方も台頭している。ここ数年、各国ともにインフレ2%をターゲットにしていただけに、原油価格の急騰を含めて、想定外のインフレ上昇率に困惑気味になっている。また、中国経済の後退により、米国債離れが一層強まるとの見方が先行しており、米債券利回りの上昇をもたらしているとの憶測もあり、超低金利政策の脱出(金利正常化)に苦慮しているのが現状なのかもしれない。いずれにしても、市場は米債券利回りの動向を中心に右往左往している状態であるが、コロナウィルスの感染拡大や地政学的リスクなどの様々な不安材料も散在しており、最終的には基軸通貨であるドル買いに依存せざるを得ない相場環境にある。

一方、ドル円は米金利動向を注視しながら、ドル円114円台半ば前後でもみ合い相場が続いている。FRB利上げが織り込まれている関係上、拙速的な上値トライは慎重にならざるを得ないが、引き続きレンジ幅ドル円114.00~115.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買で待機策が賢明であろう。

他方、ユーロドルは米ドル主導の展開には変わりがないが、ポンド高も一服しており、引き続き戻り売りが優先されている。ただ、ECBによる金融引き締め策も浮上しており、ユーロドル1.13前後では底堅い展開が予想される。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1300~1.1400を重視し、同レベル前後からのナンピン売買で対応することが賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円114円前後から押し目買いと共に、115円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.13前後から押し目買いと共に、1.14前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は昨日と同様に、ドル円115円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は114円割れを視野に同レベル前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、戻り売りが優先しているが、直近のレンジ幅を重視し、現状では、ユーロドル1.14前後からナンピン売りと共に、1.13割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、繰り返しになるが、ドル円114円前後ではロング、115円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は129円前後から押し目買いと共に、130円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は82円前後から押し目買いと共に、83円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円113.30115.40
ユーロ円128.75130.85
ユーロドル1.12301.1445
豪ドル円81.4583.55

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロ円ロング50,000☆130.20(SL129.30売り)
ユーロドルロング50,000☆1.1350(SL1.1300売り)
2022年1月収支経過(04~20日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥5,000
ユーロ円-¥10,000
ユーロドル+¥19,500(+$150)
豪ドル円+¥5,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買&予定 海外市場
出来ず Nothing done
ドル円売り50,000115.00(SL115.40買い)
ドル円買い50,000114.00(SL113.60売り)
ユーロ円売り50,000130.30
ユーロ円買い50,000129.30(SL129.00売り)
ユーロドル売り50,0001.1380
ユーロドル買い50,0001.1280(SL1.1230売り)
豪ドル円売り50,00082.80(SL83.30買い)
豪ドル円買い50,00081.80(SL81.30売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000115.00(SL115.40買い)
ドル円買い50,000114.00(SL113.60売り)
ユーロ円売り50,000130.30
ユーロ円買い50,000129.30(SL129.00売り)
ユーロドル売り50,0001.1380
ユーロドル買い50,0001.1300(SL1.1250売り)
豪ドル円売り50,00083.00(SL83.50買い)
豪ドル円買い50,00082.00(SL81.50売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
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