FX・CFD・証券取引のことならマネーパートナーズ -外為を誠実に-

武市のなぜなにFX

最新の記事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

第489回 “上値の重さ”ばかりが目立つが…、“過度に悲観する必要なし“!?

2017年02月24日

 “方向性が定まらない”は、思った以上に長引いている印象があります。

 FOMC議事録は「かなり早期の利上げが適切」とされたものの、「大幅なインフレリスクは低い」と、利上げを急いでいる素振りは見られませんでした。また「2-3週間以内に驚くべき税制案を発表」への期待も、「8月までに大胆な税制改革を実施」とのムニューチン米財務長官発言で後退しています。「強いドルは米経済への信頼を反映」という“ドル高容認発言”にしても、「ドル高には一定の問題」発言で打ち消されました。こうして今週は22日高値(113.772円)まで上値を伸ばしたものの、その後は113円を割り込む“往って来い+α”となっています。

 来週の注目は“トランプ大統領の議会演説(通常の一般教書演説に該当:28日)”といえますが、“トランプ期待”が後退しているのは事実です。このため積極的に買い上がるだけの材料を欠くのは事実ですが、ただ詳細は明らかになっておりません。このため現時点では“失望を誘う”には至らない可能性が高いと考えるのが自然です。

 レンジ下限と見られる“7日安値(111.586円)”には、すでに“100日移動平均線(本日は111.583円)”が到達しています。またすぐ下には“トランプラリーの初押し(11/28安値:111.351円)と共に、“週足・一目均衡表先行スパンの雲上限(同111.314円)”も控えています。“上値の重さ”ばかりが目につく動き方をしている現状ですが、少なくとも“現時点で下値を囃すのは時期尚早”といわざるを得ないところです。

 もちろん“結果次第”ですので、さらに下値を模索することになるかもしれません。こればっかりは蓋を開けるまでわかりませんが、ただ現状は日足・一目均衡表の分厚い雲の中で揺れ動いている格好になります。雲から抜け出すには“一定の時間”を要すると見られる中、一目均衡表の変化日とされる“雲のネジレ”を来月8日に迎えます。“反転もしくは加速”の可能性が高いとされますが、政策が具体化する過程ではどうしてもドル買いが囃されやすいと見られます。

 日柄的に“もう少し時間がかかる”かもしれませんが…? また“失望(しったら終い)”への警戒も怠ることはできませんが…? トランプノミクスの肝はやはり“ドル高”です。 “過度に悲観する必要なし“と考えたいところです。

このページの先頭へ

このページの先頭へ

プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

コラム一覧

鈴木郁雄の実践トレーディング 外国為替古今東西 行天豊雄 外貨投資 転ばぬ先の智慧 田嶋智太郎
市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
為替の話・トレンドを掴め! 木村佳子
武市のなぜなにFX 武市佳史

FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXについては、受渡取引に限り、1通貨単位あたり最大0.40円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、取引の額の4%の額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.7%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,700円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

このページの先頭へ

FX(外為取引)・証券のマネパHOME > マーケット情報 > FXコラム > 武市のなぜなにFX > 武市佳史コラム『武市のなぜなにFX』