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マネパ為替分析 日刊レポート

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「にわか上値期待」が台頭しない中での「テクニカル改善」…!?

2020年02月05日

◆ ショートカバー炸裂…

マーケットというのは、得てしてこんなもの…。

昨日も「新型コロナウイルス」は“感染拡大”が報じられましたが、“想定の範囲内”との認識が下値を支えました。
「リスク回避姿勢」が増幅することはなく、ドル円は“底堅い”動きを見せました。

一方で「中国当局の金融安定化策」は連日実施されており、これを好感する動きが「株高の連鎖」を誘っています。
“巻き戻し”が先行する中、欧州タイム序盤に“109円”を回復したドル円は、NYタイム終盤には“109.545円”へとさらに上値を拡大しています。 

◆ ここから先は「イメージは下方向」VS「テクニカルの改善」…? 

こうして「ショートカバー(ドル売りの巻き戻し)」が入った格好ですが、問題となるのはこれからです。
「新型コロナウイルス懸念」はまだ払拭されていない中、昨日の急反発ですでに“1/17~2/4の61.8%戻し(109.530円)”に到達しているからです。
“一旦の達成感”が台頭してもおかしくなく、「イメージは下方向」も何ら変わっていない印象は拭えないところです。

一方で“日足・一目均衡表先行スパンの雲(本日は108.806-109.076円)”を一気に突き抜け、わずかながらも“20日移動平均線(同109.491円)”を終値ベースで越えています。
「三役好転」にはまだ心もとない(基準線の上向き+転換線のさらなる上放れが欲しい)ところはありますが、「テクニカルの改善」は顕著といった状況です。 

◆ ただ「にわか上値期待」は台頭していない…!? 

昨日の“急反発”を見れば「まずは前者(イメージは下方向)」と見るのが自然ですが、そう見る向きが多いと見られるだけに、最も警戒すべき「にわか上値期待」はそれほど台頭しておりません。
そうした中で「テクニカルの改善」が顕著というのは…?

『上値をついていく』は控えたいところですが、『さらなる巻き戻しを期待』との見方は継続したいところです。
少なくとも『過度に警戒する必要なし』を続けながら…。 

◆ドル円 抵抗・支持ライン 

上値5:110.095(1/22高値、50月移動平均線)
上値4:110.000(大台、+1σ)
上値3:109.850(1/23高値、週足・一目均衡表先行スパン上限、20月移動平均線、ピボット1stレジスタンス、
上値2:109.718(100週移動平均線)
上値1:109.649(1/24高値、200週移動平均線)
前営業日終値:109.517(20日移動平均線、月足・一目均衡表基準線、1/17~2/4までの61.8%戻し水準)
下値1:109.229(50日移動平均線)
下値2:109.076(日足・一目均衡表先行スパン上限、2/4安値後の38.2%押し)
下値3:108.970(日足・一目均衡表基準線/転換線、週足・一目均衡表転換線、-1σ、大台)
下値4:108.894(50週移動平均線、2/4安値後の50%押し)
下値5:108.778(100日移動平均線、日足・一目均衡表先行スパン下限、20週移動平均線、2/4安値後の61.8%押し、ピボット1stサポート)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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