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マネパ為替分析 日刊レポート

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「仕切り直しの一戦」…!?

2020年02月10日

◆ 好内容も“不発”… - 米雇用統計

残念ながら“不発”・・・。

注目の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が予想を大きく上回る(+22.5万人)など、“概ね好内容”でした。
このため“110円ライン”に再び迫る場面も見られましたが、「18年分の下方修正(268万人→231万人)」が重石となり、“明確な突破”には至りませんでした。
その後は「米10年国債利回り低下(一時1.57%台)」「NYダウ反落(△277ドル)」、さらには「週末のポジション調整」にも押される格好となり、“109円半ば”へと下押しました。 

◆ “上値の重さ”ばかりが意識されるが、“下値の堅さ”も健在 

こうして「極めて重要な分水嶺(110円ライン)」は“ワンタッチ”に留まったことで、「“上値達成感→反落”が囃されやすい」を抱えたことになります。
つまり「いつ崩れてもおかしくない」といった懸念も、抱えたことになります。

それでも“崩れる”には至っておらず、先週末の下落も“2/3~2/7の38.2%押し(109.360円)”にも達しておりません。
“上値の重さ”ばかりが意識されているものの、実は“下値の堅さ”も健在と見るのが自然ということになります。 

◆ 「イメージは下方向」は続いているが…? 

「主だった経済指標」が不在となる本日は、「株価動向」「新型コロナウイルス関連」に振り回されると見られます。
しかし「新型コロナウイルス関連」に関しては“ある程度織り込み済”と見るのが自然であり、“やはり過度”と見るのが妥当です。
“リスク回避姿勢”の源泉となっているのは「感染率が高さ」ですが、「致死率(毒性)は低い」という現状も伝わっているからです。
「イメージは下方向」は続いているものの、そうした中でも「テクニカルの改善」は継続しています。

「上値をついていく」というシナリオは崩れましたが、「大きく崩れていない」は何ら変わっておりません。
「(元の)押し目買いに戻っただけ」と考えながら、引き続き、神経質なマーケットに臨みたいところです。 

◆ドル円 抵抗・支持ライン 

上値5:110.497(ピボットハイブレイクアウト)
上値4:110.362(5/23高値)
上値3:110.288(1/17高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:110.095(1/22高値、50月移動平均線、+1σ)
上値1:110.014(2/7高値、大台、20月移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:109.775(週足・一目均衡表先行スパン上限、200週移動平均線)
下値1:109.670(100週移動平均線)
下値2:109.532(2/7安値、20日移動平均線、月足・一目均衡表基準線、ピボット1stサポート)
下値3:109.360(2/3~2/7の38.2%押し)
下値4:109.253(50日移動平均線、2/5安値、ピボット2ndサポート)
下値5:109.159(2/3~2/7の50%押し、日足・一目均衡表転換線)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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