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マネパ為替分析 日刊レポート

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まずは「膠着」、その後は「雇用統計次第」…!?

2020年05月08日

◆ “反発”も、“雲”には潜り込めず…

“買い戻し”が先行した昨日は、一時“106.651円”へ反発しました。
しかし期待した“日足・一目均衡表の雲(下限は106.697円)”に潜り込むことは叶わず、跳ね返されました。

“買い戻し”の背景にあるのは「本邦輸入勢のドル買い需要」+「株式主導のリスク選好」であり、これが「欧米勢のショートカバー」を誘いました。
一方で“反落”の背景にあるのは「テクニカル的抵抗」+「債券主導のリスク回避」であり、“上値の重さ”は相変わらずといったところです。

こうして「(円とドルのと)綱引き」は続き、「方向感定まらず」は継続しています。
このため本日も「(上にも下にも)動けない」となる可能性は、十分に想定されるところです。


◆「わずかな変化で動意づく」…? - 米雇用統計

ただし本日は「米雇用統計」が予定されています。
“見たこともない数値(NFPは驚異の△2200万人)”が見込まれているだけに、“上値が重い”が先行する可能性は否めないものがあります。
一方で「米ADP雇用統計(6日:△2023.6万人)」も驚異的でしたが、反応は限定されました。
“織り込み済”の可能性を考えれば、「わずかな変化で動意づく」という可能性も…?

まずは“日足・一目均衡表の雲(下限は106.697円)”を上限、“一昨日/昨日安値(105.986-989円)”を下限とする「レンジ推移」を想定しつつ、本日は「抜けた方にはついていく」を基本として考えたいところです。
「予想幅が広い(△3000万人-△860万人)」だけに思惑は定まっていませんが、個人的には“上抜け”を期待しながら…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:107.000(大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:106.896(5/5高値、4/30~5/7の61.8%戻し)
上値3:106.786(4/17~5/7の38.2%戻し、4/30~5/7の50%戻し、日足・一目均衡表転換線)
上値2:106.651(5/7高値、日足・一目均衡表先行スパン下限、週足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線、-1σ、ピボット1stレジスタンス)
上値1:106.442(週足・一目均衡表転換線)
前営業日終値:106.257
下値1:106.147(100月移動平均線、5/7安値後の76.4%押し)
下値2:105.986(5/7安値、大台、-2σ、ピボット1stサポート)
下値3:105.807(3/17安値)
下値4:105.633(ピボット2ndサポート)
下値5:105.280(ピボットローブレイクアウト)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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