◆ 「方向感定まらず」… - 膠着

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マネパ為替分析 日刊レポート

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いよいよ「大一番」…!?

2022年01月26日

◆ 「方向感定まらず」… - 膠着

緊迫するウクライナ情勢を背景に、昨日も“リスク回避姿勢”は残存しました。
一方でFOMCを控えたスケジュール感から、“様子見ムード”も台頭しています。
このため「方向感定まらず」になりやすく、“114円ライン”付近での膠着を強いられています。


◆ 想定ほど"タカ派寄り"にはならない…?

こうした中で本日は、その「FOMC《28:00、日本時間27日4:00》」が予定されています。

「3月利上げ」はすでに織り込まれていますので、問題となるのは「利上げ幅(0.25%→0.50%?)」「利上げ回数(年5-7回?)」、そして「バランスシート縮小の前倒し(4-6月?)」に関する示唆の有無と見られます。

ブラックアウト期間前には確かに“タカ派寄り”となっていたのは事実ですが、その後の「爆発的なコロナ感染拡大」「ウクライナ情勢緊迫化」、それに伴う「米株式急落」は想定外だったと見るのが自然です。
このため“ハト派寄り”になるかは別にして、マーケットが期待(想定)するほど“タカ派寄りではない”と見るのが自然ということになります。
そうなると“金利低下→ドル売り”が促されるものの、“米株安→リスク回避→円買い”は大きく緩むと見るのが自然です。


◆ つまり「期待は募る」局面…!?

もちろん「結果次第」であり、後者に関しては「ウクライナ情勢」も絡んできます。
このため一筋縄でいかないかもしれませんが、それでも現在のマーケットをけん引しているのは“米株安→リスク回避”です。
これが巻き戻されるとあっては、ドル円には“ポジティブ”と見るのが妥当…?

発表までは「様子見」、発表後は「結果次第」というところはありますが、期待の募る局面と考えたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

※本日はFOMCが予定されていますので、いつもより値幅を拡大しています。

115.055(1/18高値、大台)
114.908(1/4~1/24の50%戻し、日足・一目均衡表基準線)
114.786(1/19高値、20日移動平均線)
114.543(1/20高値、1/4~1/24の38.2%戻し、ピボットハイブレイクアウト)
上値5:114.450(1/18~1/21の61.8%戻し、週足・一目均衡表転換線)
上値4:114.376(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:114.263(1/18~1/24の50%戻し、日足・一目均衡表転換線、50日移動平均線)
上値2:114.152(1/25高値、ピボット1stレジスタンス)
上値1:114.023(日足・一目均衡表先行スパン上限、-1σ、大台)
前営業日終値:113.851(日足・一目均衡表先行スパン下限)
下値1:113.665(1/25安値、ピボット1stサポート)
下値2:113.470(1/24安値、ピボット2ndサポート)
下値3:113.328(12/20安値、100日/20週移動平均線、-2σ)
下値4:113.139(12/17安値、ピボットローブレイクアウト)
下値5:113.000(大台)
112.811(12/6安値)
112.528(11/30安値、12/3安値、週足・一目均衡表基準線)
112.342(月足・一目均衡表転換線)
112.000(大台)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

82.567(200日移動平均線、1/13~1/24の61.8%戻し)
82.476(1/21高値、日足・一目均衡表先行スパン上限/基準線、ピボットハイブレイクアウト)
上値5:82.215(1/13~1/24の50%戻し、20週移動平均線)
上値4:82.096(1/20~1/24の61.8%戻し、50日移動平均線、週足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:81.964(-1σ、日足・一目均衡表転換線、大台)
上値2:81.833(1/24-25高値、1/13~1/24の38.2%戻し、1/20~1/24の50%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値1:81.540(週足・一目均衡表転換線)
前営業日終値:81.425(日足・一目均衡表先行スパン下限)
下値1:81.172(-2σ)
下値2:81.045(1/25安値、大台、ピボット1stサポート)
下値3:80.944(1/24安値後の76.4%押し)
下値4:80.626(12/21安値、1/24安値、ピボット2ndサポート)
下値5:80.274(12/20安値、月足・一目均衡表先行スパン上限、ピボットローブレイクアウト)
80.000(大台)
79.851(12/7安値)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

156.232(1/19高値)
156.064(1/20高値、大台)
155.870(1/12~1/24の61.8%戻し、20日移動平均線)
155.303(1/12~1/24の50%戻し)
155.208(1/21高値)
155.000(大台)
154.901(日足・一目均衡表転換線)
154.735(1/12~1/24の38.2%戻し)
154.611(-1σ)
154.489(1/24高値)
154.009(1/25高値、大台)
153.840(100月移動平均線)
前営業日終値:153.753
153.601(日足・一目均衡表先行スパン上限、週足・一目均衡表基準線)
153.401(100日/50日移動平均線、日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線、-2σ)
153.279(20週移動平均線)
153.120(1/25安値、200日移動平均線)
153.000(大台)
152.898(1/24安値)
152.672(12/20~1/5の61.8%押し)
152.488(50週移動平均線)
152.133(12/23安値)
152.000(大台)
151.460(日足・一目均衡表先行スパン下限)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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