◆ “ドル買い”継続… - 115円半ばへ

米株式の軟調推移は続いているものの、米10年債利回り上昇は一服しています。
つまり&ldquo" />

FX・CFD・証券取引のことならマネーパートナーズ -外為を誠実に-

マネパ為替分析 日刊レポート

最新の記事

FOMC直後とは“一線を画す”必要有…!?

2022年01月28日

◆ “ドル買い”継続… - 115円半ばへ

米株式の軟調推移は続いているものの、米10年債利回り上昇は一服しています。
つまり“ドル買い”そのものは継続しているものの、FOMC直後とは様相が異なりつつあると見るのが自然です。
昨日は主に対ユーロで“ドル買い”が進行しましたが、どちらかといえば日米/米欧との「金融当局の立ち位置の違い」を背景にした“円売り/ユーロ売り”が進行したといえそうです。


◆ ただし様相は少し異なる…?

“タカ派寄り”と捉えられたFOMCですが、昨日も記したように「(バランスシート縮小は)国債売却ではなく再投資制限」とされており、「明確な時期/規模」についても明言されることはありませんでした。
そうした中での“タカ派寄り一辺倒”との報道には、やはり違和感が…?


◆ オーダー状況も強固なだけに…!?

オーダー状況を見ると、“115.50-60円”にはかなりまとまった規模のドル売りオーダーが設定されていると聞き及びます。
“115.00-114.80円”までドル買いオーダーが切り上がったことを考えれば“下値の堅さ”は相変わらずといえそうですが、本日は週末に当たります。
昨日指摘した「スポット取引の月内最終応当日」やそれに伴う「実需フロー」はすでに終了しており、さらに「ウクライナ情勢」もまだまだ予断を許さない状況といえます。

「米金融正常化」に向けた動きに変化はなく、引き続き“下値が堅い”が先行しそうな雰囲気はありますが、やはりFOMC直後とは“一線を画す”必要がありそうです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:116.046(1/7高値、大台)
上値4:115.848(1/10高値)
上値3:115.676(1/11高値、ピボット1stレジスタンス)
上値2:115.609(+1σ)
上値1:115.488(1/27高値)
前営業日終値:115.365
下値1:115.158(1/27高値後の押し目)
下値2:115.000(大台)
下値3:114.856(20日移動平均線、日足・一目均衡表基準線)
下値4:114.717(1/24~1/27の38.2%押し、ピボット1stサポート)
下値5:114.473(1/27安値、日足・一目均衡表転換線、週足・一目均衡表転換線、1/24~1/27の50%押し)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:81.833(1/24-25高値、日足・一目均衡表転換線、1/13~1/24の38.2%戻し、1/20~1/24の50%戻し)
上値4:81.752(1/27高値)
上値3:81.676(-1σ、1/26~1/27の61.8%戻し)
上値2:81.540(週足・一目均衡表転換線、1/26~1/27の50%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値1:81.349(日足・一目均衡表先行スパン下限、1/26~1/27の38.2%戻し)
前営業日終値:81.149
下値1:81.000(大台)
下値2:80.916(1/27安値)
下値3:80.800(-2σ、ピボット1stサポート)
下値4:80.626(12/21安値、1/24安値)
下値5:80.436(ピボット2ndサポート)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

156.232(1/19高値)
156.064(1/20高値、大台)
155.870(1/12~1/24の61.8%戻し)
155.768(20日移動平均線)
155.303(1/12~1/24の50%戻し、日足・一目均衡表基準線)
155.208(1/21高値)
155.000(大台)
154.901(日足・一目均衡表転換線)
154.740(1/26-27高値、1/12~1/24の38.2%戻し水準)
154.551(-1σ)
前営業日終値:154.378
154.000(大台)
153.827(1/27安値、100月移動平均線)
153.668(1/26安値、日足・一目均衡表先行スパン上限)
153.583(週足・一目均衡表基準線)
153.458(100日/50日移動平均線)
153.340(-2σ、週足・一目均衡表転換線、20週移動平均線)
153.120(1/25安値、200日移動平均線)
153.000(大台)
152.898(1/24安値)
152.672(12/20~1/5の61.8%押し)

このページの先頭へ

このページの先頭へ

プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引、証券取引、および暗号資産CFD取引(暗号資産関連店頭デリバティブ取引)に関するご注意


【パートナーズFXおよびパートナーズFXnano】
パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第31項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。但し、一般社団法人金融先物取引業協会が為替リスク想定比率を算出していない通貨ペアにつきましては、一般社団法人金融先物取引業協会と同様の算出方法にて当社が算出した為替リスク想定比率を使用しております。取引手数料は無料です。なお、外貨両替については1通貨あたり0.20円、受渡取引については1通貨あたり0.10円の手数料をいただきます。

【CFD-Metals】
CFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。

【証券】
国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。有価証券のお預りが無く、一定期間証券口座のご利用が無い場合等は、別紙 ①「手数料等のご案内」に記載の 証券口座維持管理手数料1,100円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

【暗号資産CFD】
暗号資産は法定通貨(本邦通貨又は外国通貨)ではなく、特定の者によりその価値を保証されているものではありません。暗号資産は、代価の弁済を受ける者の同意がある場合に限り代価の弁済に使用することができます。暗号資産CFDは、取引時の価格の変動により、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。暗号資産CFDの取引に必要な証拠金は、取引の額の50%以上の額で、証拠金の約2倍までの取引が可能です。取引にあたり、営業日をまたいで建玉を保有した場合にはレバレッジ手数料が発生します。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会 一般社団法人日本暗号資産取引業協会

このページの先頭へ