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マネパ為替分析 日刊レポート

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「一旦のポジション調整」を志向すべき局面…!?

2022年04月25日

◆ “ドル買い”再燃 - 一時“129円前半”へ反発

先週末も「米大幅利上げ観測」を背景にして、“ドル買い”が緩むことはなく、NYタイム中盤には“129.108円”へ再び駆け上がる場面が見られました。
一方でNYダウが一時“1019ドル安”と急落する場面が見られるなど、「米景気悪化懸念」が台頭する場面も見られています。
このため“一方的なドル買い”になることはなく、「週末のポジション調整」もあって“128円半ば”に押し戻されて先週末の取引を終えています。


◆ ただ“さらなる上値追い”は抑制される…?

「日米金利格差」を考えれば、もう一段、あるいはもう二段の“ドル買い(+円売り)”が進行しても、何ら不思議ではないところです。
一方で「日米協調介入」の思惑が浮き沈みするなど、ここからの上値追いには“躊躇(様子見)”が見られやすくなっている点は否めないところがあります。
そうした中で「米ブラックアウト期間」に突入したことで、ここからは“米タカ派発言”が跳び出すことはありません。
そうなると“反落”するかは別にして、少なくとも“さらなる上値追い”は抑制されると見るのが妥当…?

「日米金利差」の背景にある「米10年債利回り」が“3%乗せ”ともなれば、また話は変わってくるのでしょう。
それでもドル円は“先んじて”上昇してきたという経緯を持っています。
現時点では「一旦のポジション調整」を、志向すべき局面といえるかもしれません。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:129.198(ピボット1stレジスタンス)
上値4:129.108(4/22高値)
上値3:129.000(大台)
上値2:128.848(4/22高値後の61.8%戻し)
上値1:128.768(4/22高値後の50%戻し)
前営業日終値:128.553
下値1:128.433(4/22高値後の安値)
下値2:128.256(4/22安値後の61.8%押し)
下値3:128.000(大台)
下値4:127.819(ピボット1stサポート)
下値5:127.729(4/22安値)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:94.734(4/22高値)
上値4:94.389(4/20高値後の50%戻し)
上値3:94.204(ピボット1stレジスタンス)
上値3:94.133(+1σ)
上値2:93.973(日足・一目均衡表転換線、4/20高値後の38.2%戻し、大台)
上値1:93.615(4/22NYタイム高値)
前営業日終値:93.068(20日移動平均線、大台)
下値1:92.827(4/12安値)
下値2:92.519(4/11安値、ピボット1stサポート)
下値3:92.405(4/7-8安値)
下値4:92.252(4/5安値)
下値5:92.030(-1σ、大台)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

167.911(4/21高値)
167.586(4/22高値)
167.428(4/20高値後の76.4%戻し)
167.000(大台)
166.815(4/20高値後の61.8%戻し)
166.320(4/20高値後の50%戻し)
166.000(大台)
165.825(4/20高値後の38.2%戻し)
165.643(日足・一目均衡表転換線、+1σ)
165.212(4/20高値後の23.6%戻し)
前営業日終値:164.947(大台)
164.808(4/22安値、3/30~4/20の38.2%押し水準)
164.642(4/18安値)
164.374(4/15安値)
164.033(4/14安値、大台)
163.731(3/30~4/20の50%押し)
163.382(20日移動平均線)
163.000(大台)
162.867(4/13安値)
162.776(4/12安値)
162.624(3/30~4/20の61.8%押し)
162.132(日足・一目均衡表基準線)
162.000(大台)
161.717(4/11安値)


《10:45》
《11:30、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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