◆ 米利回り急低下 - “147円前半”さらには“146円台”へ…

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マネパ為替分析 日刊レポート

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ストップロス絡み”なだけに…!?

2023年11月29日

◆ 米利回り急低下 - “147円前半”さらには“146円台”へ…

見誤った…。

FRB内で“最もタカ派寄り”の一人とされるウォラーFRB理事が“ハト派寄り発言”を行ったことで、米10年債利回りはさらに低下しました。
昨日記した“4.36%(22日)”を下回ると、NYタイム終盤には“4.31%”へと低下し、て時間外取引では“さらに低下(4.30%)”しています。
この影響にて“ドル売り”も加速し、“11/22安値(148.007円)”を下回ると“147.318円”へと押し下げられ、そして本日に入ってから“146円台(本稿執筆時安値は146.664円)”へと突入しています。


◆ ただ“織り込み過ぎ”の可能性も…?

いわゆる“ストップロス”を絡めた動きといえますが、「米金利先安観」の他に「月末要因」が絡んでいる可能性も否めないところです。
いずれにしても現時点では「留まるところを知らない」というのが実状であり、「往きつくところまで…」との意識も見え隠れしているといわざるを得ないところです。

ただ冒頭で記したウォラーFRB理事発言の後には、ボウマンFRB理事から“タカ派寄り発言”が飛び出しています。
このためFRB内でも意見が割れている可能性は高く、まだ“一方向への動意”が促されるかは微妙といわざるを得ないところです。
そうなると短期金融市場で織り込まれている「2024年前半の利下げ確率:90%弱」というのは、明らかに“往き過ぎ”…?


◆ テクニカル的には“いいところなし”だが…!?

“日足・一目均衡表の雲”を割り込んだことから、テクニカル的には“三役逆転”となっているなどいいところはありません。
このため“100日移動平均線(147.980円)”を終値ベースで下回ると、下げがさらに加速しないとも限らないだけに、注意が必要です。
それでも現時点の動きは“ストップロス絡み”であるということは、しっかりと認識しておきたいところです。
つまり一服ともなれば、たとえ“ポジション調整”であったとしても、“相応以上の反発幅”をもたらしかねないということを…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

149.984(11/20高値、ピボットハイブレイクアウト、大台)
149.814(20日移動平均線)
149.747(11/22-24高値)
149.668(11/27高値、50日移動平均線)
149.375(日足・一目均衡表先行スパン上限、ピボット2ndレジスタンス)
149.285(日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線)
149.000(大台)
148.825(11/28高値、11/22~11/28の61.8%戻し)
148.720(日足・一目均衡表転換線)
上値5:148.548(11/22~11/28の50%戻し、-1σ)
上値4:148.416(ピボット1stレジスタンス)
上値3:148.264(11/22~11/28の38.2%戻し)
上値2:148.000(大台、11/28高値後の61.8%戻し)
上値1:147.745(11/28高値後の50%戻し)
前営業日終値:147.458
下値1:147.318(11/28安値、日足・一目均衡表先行スパン下限、20週移動平均線)
下値2:147.139(11/21安値、-2σ)
下値3:147.001(9/13-14安値、100日移動平均線、大台)
下値4:146.908(ピボット1stサポート)
下値5:146.441(9/12安値)
146.360(ピボット2ndサポート)
146.000(大台)
145.895(9/11安値)
145.402(ピボットローブレイクアウト)
145.000(大台)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

100.210(14/12/9高値)
100.000(大台)
99.463(14/12/10高値)
上値5:99.000(大台)
上値4:98.769(14/12/11高値、+2σ、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:98.629(11/16高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:98.537(11/24-27高値)
上値1:98.374(11/28高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:98.033(+1σ、大台)
下値1:97.884(11/28安値)
下値2:97.810(11/27安値、ピボット1stサポート)
下値3:97.663(11/23安値、日足・一目均衡表転換線、ピボット2ndサポート)
下値4:97.434(20日移動平均線)
下値5:97.330(ピボットローブレイクアウト)
97.078(11/22安値、大台)
96.835(11/21安値)
96.717(-1σ)
96.442(10/26~11/16の50%押し、日足・一目均衡表基準線)
96.119(11/13-14安値)
96.037(11/10安値、50日移動平均線、-2σ、大台)
95.925(10/26~11/16の61.8%押し)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

192.000(大台)
191.412(15/8/24高値)
191.000(大台)
189.986(15/8/25高値、大台)
189.000(大台、+2σ)
188.785(15/11/19高値)
188.669(11/24高値《年初来高値》)
188.522(11/27高値)
188.055(11/24~11/28の61.8%戻し、大台)
187.867(11/28高値、11/24~11/28の50%戻し)
187.675(11/24~11/28の38.2%戻し)
187.582(+1σ)
前営業日終値:187.219
187.061(11/28安値、11/21~11/24の38.2%押し水準)
187.000(大台)
186.569(11/21~11/24の50%押し、日足・一目均衡表転換線)
186.289(11/23安値)
186.073(11/21~11/24の61.8%押し、大台)
185.630(11/22安値、10/30~11/24の38.2%押し)
185.000(大台)
184.718(10/30~11/24の50%押し、日足・一目均衡表基準線、-1σ)
184.432(11/6安値、11/21安値)
184.000(大台)
183.786(10/30~11/24の61.8%押し、50日移動平均線)
183.628(20週移動平均線)
183.507(100日移動平均線、週足・一目均衡表転換線)
183.367(-2σ)
183.222(11/3安値)
183.000(大台)
182.852(11/1安値)
182.728(11/2安値)
182.587(日足・一目均衡表先行スパン上限)

《10:45》
《11:30、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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