株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート夕版】2022年01月24日

ゴールド60分足分析 2022年01月24日 

ゴールド日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

gold

 わずかに続落した先週末だが、週が明けてからは緩やかに値を戻している。やはりポジション調整だったのだろう。日経平均は小幅安、ドル円は緩やかに値を戻すなど、基本的にはビッグイベント前の様子見といえる。

 もっとも短期サイクル的には、もう少し戻してもおかしくないところだ。東京タイム序盤にMACDシグナルを上回った60分足MACDは、その後も緩やかに上値を模索している。0ラインにも到達したが、現時点で舳先が鈍る気配は見られていない。60分足一目均衡表の雲にサポートされた上での反発であることも、期待を募らせている。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)18日安値以降の上昇に対する半値押し1826.7ドルを下値支持線、昨年11月22日高値1848.7ドルを上値抵抗線と想定する。
(2)前記支持線には60分足・一目均衡表の雲下限も展開しており、下値メドとして意識されやすい。ただし割り込むともう一段下値窺いになってもおかしくないだけに、注意が必要だ。その際は同61.8%押し1821.7ドルを経て、日足・一目均衡表の雲上限1815.0ドル水準を見ることになる。
(3)ポジション調整を経た上での反発ともなれば、勢いがつかないとも限らない。そうなると昨年11月19日高値1865.2ドル/同11月18日高値1870.6ドルを、一つ一つ確認するフローが期待されるところだ。

シルバー60分足分析 2022年01月24日 

シルバー日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

silver

 こちらはまだ、緩やかに値を落としている。ただその値幅は小さく、ほとんど高止まりといってもよさそうだ。先週末にようやく入ったポジション調整であるだけに、もう少し時間がかかるかもしれない。

 短期サイクル的にも、そうした気配が窺えるところだ。まず60分足MACDはMACDシグナルを下回り続けており、0ラインを割り込んでも舳先を鈍らせてはいない。60分足・日足一目均衡表の雲が支えている格好だが、割り込むと勢いがつく可能性があることは認識しておきたい。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)18日以降の上昇に対する半値押し23.745ドルを下値支持線、20日高値24.690ドルを上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回るまで、引き続き、上方向と想定する。ただし割り込むと同61.8%押し23.522ドルを経て、日足・一目均衡表の雲上限23.45ドル辺りまですんなり押してもおかしくないことは、注意しておきたいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、いよいよ昨年11月22日高値24.876ドル/同11月18日高値25.148ドルが見えてくる格好になる。ただし先週末から押しているとはいえ、思ったほどポジション調整が入っていないという点は、やはり気にしておく必要があるだろう。

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