株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート夕版】2022年08月08日

ゴールド60分足分析 2022年08月08日 

ゴールド日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

gold

 米雇用統計を背景に急落した後は、やや戻した水準で横ばい推移となっている。新たな材料はなく、ドル円も高止まりとなっている状況では、決定打にかけるのだろう。いわゆる下げ渋り商状といえる。

 もっとも短期サイクル的には、もう一段値を戻してもおかしくないところだ。まずMACDシグナルを下回ってきた60分足MACDが、すでに絡み合いに転じており、このままいけばまもなく上抜けに転じる。60分足・一目均衡表では雲を下抜いた格好だが、その雲下限付近で下げ渋っている。少しでも反発すれば潜り込みに成功する格好となるだけに、上値の重さは否めないところではあるが、期待が募る局面ともいえそうだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、先月29日安値1751.9ドルを下値支持線、先月4日高値1814.1ドルを上値抵抗線とした、レンジ内での推移を想定する。
(2)3日に前記支持線手前で下げ止まったように、下値メドとして意識されやすい。その分だけ割り込むと、同21日以降の上昇に対する半値押しとほぼ合致する同28日安値1733.9ドルが見てくる。さらに割り込むと、同61.8%押し1724.3ドルを経て、同27日安値1711.2ドル/1700ドルの大台/同21日安値1680.9ドルを一つ一つ確認するフローが想定されるが、ポジション調整のみでトライできる値幅とはいい難い。まだ下げ止まりを確認できたわけではないが、そうした展開を想定するためにはかなりのネガティブが必要と見るべきだろう。
(3)前記抵抗線を上抜ければ、6月16日高値1854.9ドルに向けて動き出してもおかしくないところだ。ただしその手前には1800ドルの大台が控えており、直近は当該ライン手前で押さえられた。いわゆる利益確定売りが先行している格好であるが、それでも崩れたとはいい難い。いずれにしても前記上下のいずれかを突破するまでは、当該レンジ内での揺れ動きを想定したいところだ。
《15:45》

シルバー60分足分析 2022年08月08日 

シルバー日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

silver

 こちらも急落後は、少し戻した水準にて横ばい推移となっている。いわゆる下げ渋り商状だが、ドル円も高止まりしているなど新たな材料は見られていない。ある意味では、当然の動きといえるかもしれない。

 ただし短期サイクル的には、こちらももう一段値を戻してもおかしくないように見える。特にこちらは、MACDシグナルを下回ってきた60分足MACDがすでに上抜けに転じている。舳先も上方向に向いており、それでいて0ラインまでは相応の幅が存在している。60分足・一目均衡表では雲に下抜いたままではあるが、こちらも雲との乖離を埋めるべく、緩やかにその幅を狭めつつある。あくまでポジション調整の一環だろうが、もう一段値を戻しても何ら不思議ではないところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、先月25日以降の上昇に対する半値押し19.404ドルを下値支持線、1日高値20.499ドルを上値抵抗線とした、レンジ内での推移を想定する。
(2)前記支持線を割り込むまで、頭打ち→反落との意識は台頭しづらいだろう。ただ当該ライン辺りまでであれば、ポジション調整のみでも押す可能性を秘めているともいえる。現時点で下値は支えられているが、まだ下げ止まりを確認できたわけではない。そう簡単に崩れるとは思っていないが、一応気にしておきたいシナリオだ。
(3)前記抵抗線は6月16日高値以降の下落に対する61.8%戻しとほぼ同水準であり、上値メドとして意識されやすい。その分だけ上回ると、6月16日高値21.942ドルに向けて動き出してもおかしくないところだ。ただし現在は新たな材料が台頭しておらず、ポジション調整中心の動きとなっている。期待が募る局面とは考えるが、方向感が定まるには新たな材料が欲しいところだろう。
《15:55》

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