FX・CFD・証券取引のことならマネーパートナーズ -外為を誠実に-

為替の話・トレンドを掴め!

最新の記事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

第682回 2016年11月17日~23日までの為替見通し

2016年11月17日

 17日(金)、安倍首相とトランプ次期米国大統領との会談。
 そして19(土)~20(日)日にペルーで開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議がスタートという流れですね。
 いまだくすぶるのは得票数ではヒラリー・クリントン氏のほうが上回るといわれる点ですが、もはや、その話はなかったことも同然? 
 共和党にしてみれば、いや、世界のビックマネーの潮流からは、「変化こそチャンス」と感じられる政党チェンジのほうに魅力があるのでしょう。

 もっともヒラリー氏になろうともトランプ氏になろうとも両建てのストーリーが用意されてあったに違いありません。そして、こうなった以上はトランプ氏勝利の図式で諸般、構成していこうという動きになっているわけです。

 さて、トランプ氏。大統領になったとたん、トランプ陣営の惣領には違いないものの、トランプ氏の思いのままに国政が動かせるものではなくなります。

 会社経営とは違い、陣営で議会とともに施策を実行していくことになるわけですね。ホワイトハウス高官には「回転ドア」(日本でいう天下り)組も少なくなく、グローバル企業の利益についてのロビイ活動も盛んなので、トランプ氏が選挙運動中に発していたスローガンに過度に比重を置いて今後を考えると間違うかもしれないとの用心が必要です。

 イメージ的にはレーガン大統領時代のアメリカが意識されます。レーガン大統領は1981年1月20日~1989年1月20日まで二期8年大統領を務めた人です。ちなみに時の副大統領は、その後大統領になったジョージ・H・W・ブッシュ氏でした。

 トランプ氏の今後の国政は減税、インフラ整備、プラザ合意のような為替水準切り下げ策などが考えられますが、インフラには財源が必要です。
 それをどう作るのでしょうか。例えばすでに空気を読んでインタビューに重要発言をしているシリアのアサド大統領らと連携してIS掃討作戦を展開する一環で原油高などの環境を背景にロシア・マネーの活用などでマネー・フローをアメリカに還流させる手法がとられるのかな、と想像したりします。

 もう一方の財布として日本が意識され、商務長官に起用されるとの下馬評が出ている投資家であり再建錬金術も巧みなウィルバー・ロス氏を基軸に日本企業による中国企業M&Aなど様々な投資刺激策がとられるのかな、とか考えたりします。

 いずれにしても日本には飴と鞭作戦がとられ、スキームへの理解度によっては相応のリターンもあり得ると思います。期待できる部分には積極的に打ち出していきたいですね。

 というわけで、為替のフレームが決まる重要なイベントを控えレンジ読みの難しい時ですが、以下のように予測してみました。


ご参考になれば幸いです。

●ドル円
上値抵抗111.407
均衡109.387
下値支持106~104.382

●ユーロ円
上値抵抗117.235
均衡115.002
下値支持114.462

●豪ドル円
上値抵抗83.058
均衡79.609
下値支持78.609

このページの先頭へ

このページの先頭へ

プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】

コラム一覧

鈴木郁雄の実践トレーディング 外国為替古今東西 行天豊雄 外貨投資 転ばぬ先の智慧 田嶋智太郎
市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
為替の話・トレンドを掴め! 木村佳子
武市のなぜなにFX 武市佳史

FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXについては、受渡取引に限り、1通貨単位あたり最大0.40円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、取引の額の4%の額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.7%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,700円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

このページの先頭へ

FX(外為取引)・証券のマネパHOME > マーケット情報 > FXコラム > 為替の話・トレンドを掴め! > 第682回 2016年11月17日~23日までの為替見通し