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第643回 2016年1月14日~20日までの為替見通し

2016年01月14日

 このところ、国内外で「えっ?」と驚くようなニュースが多いですね。例年、新年早々に驚くようなニュースがもたらされる傾向が強まっている印象ですが、冷静に考えればインターネット等の普及で即時性が高まっている証左かもしれません。

 「えっ!」と驚いた後で、「そういえば・・・」「何かおかしいな」と違和感を感じていた事を思い出すことが多いですね。

 予兆はちゃんとあったわけです。その例が日本の株式市場における外国人投資家の動向です。今起こっている通貨変動は中国の経済不安ということばかり言われますが、外国人投資家の資金移動に伴う為替変動の影響に目を向けると景色が違って見えます。

 ご存じのように外国人投資家が日本の株式を大幅に買い越したのは2012年末から2013年前半でした。

 当時の日経平均株価は8000~10255円あたりで為替は75円から103円に変動。通貨ベースで1.37倍もドル高になった上に、その後、株価は約2.6倍になったのです。

 これだけ利益が出たら、利益確定に動くのは当然です。外国人投資家が売りたい株を買う側にはNISA、ジュニアNISA資金中心に資金を投じる個人、日本郵政売却益を持つ政府、かんぽ、日銀と潤沢です。

 外国人投資家にとっては逃せない恰好の利確環境が今、眼前にある、と見えているのではないでしょうか。

 ドル円で見た場合、外国人投資家は高い通貨で安い通貨、安い株式を買い、今度はそれを円高ドル安下、自国通貨転換で為替差益でも儲かるのです。


 2014年、2015年と外国人投資家の日本株買いは年々縮小傾向で、データではピークが年々右肩下がりを描いています。


 外国人投資家にとっては利益の出た日本株を売却し、為替差益も得て、グローバルに見て割安感のある市場に再配備しようとしている1プロセスが今なのではないでしょうか。

 新春特別コラムで指摘しましたように、120円というのはかなりドル高円安で、116円あたりが平熱水準かと思います。

 そこから、どう展開していくかはアメリカの次のストラテジー次第です。今、アメリカと中国の間にはアジアに対する考え方の相違が顕著です。

 それに対して両国ともに納得する落ち着きどころをみつけることができるのか。アメリカにはまだ明確な姿勢は見えません。それが大統領選挙にも表れ混迷しています。しかも、オバマ大統領の代で記録的債務を積み上げた財政問題の解決策も見えません。

 この状況を打開するには「えっ!」と驚くようなウルトラ級の展開が必要と言えるでしょう。

 それが何かはわかりませんが、何があっても変化こそチャンスにするためのポートフォリオ・マネジメントで備えたいものです。


●ドル円

上値抵抗120.313

均衡118.424~116.843

下値支持116.124

下値支持②115.247


*明らかに大きなフレームから離脱しそうでチャートは過去足と整合せず、荒れています。今週は不安定なレンジに終始しそうで、ボラティリテイは高めではないかと思います。従いまして均衡想定価格にも幅を持たせました。中期的な方向は115円方向が強いと見ています。


●ユーロ円

上値抵抗130.798

均衡128.556

下値支持126.186


●豪ドル円

上値抵抗83.601

均衡82.708

下値支持81.106


*今週かどうかはわかりませんが、実現済の強い陰線の示唆から80円割れの瞬間安リスクは意識したいですね。

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】

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