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第644回 2016年1月21日~27日までの為替見通し

2016年01月21日

 ブルームバーグの21日 07:57配信市況ニュースによると、欧米の為替調査・戦略担当者が金融市場全体の混乱とそれを受けた為替相場の乱高下を受け、一部の企業は運営予算を見直し、通貨ヘッジを調整していると指摘したうえで「多くの財務担当者は自身の予測が外れたため、振り出しに戻ってもっと現実的な水準に再設定するだろう」と述べたと伝えています。

 株式市場、為替市場、原油市場では人工知能によるゲーム理論ロジス、超高速取引、乱数表を利用した人智以外の要素で「値段」がかなりオーバーな変容を遂げているように思います。

 ここまでの変容は認知・脳科学的には不思議すぎて、「どんなことがあっても管理できるリスク範囲にしておかなくては」と値をネガティブ方向のマックスにして今後の相場に対処するだろうと思います。

 しかし、今回の状況を儲けにつなげようとしている人達、ヘッジ手法を駆使している運用者にとってはそれこそ願ったりかなったりの状況といえるでしょう。

 かつて、ユーロがぐらつくきっかけになったと思われる大物ヘッジファンドの運用者、ジョージ・ソロス氏が発言している点が気になります。

 週刊文春webの1月15日AM7:oo配信情報ではソロス氏は以下のように発言していると伝えています。以下、週刊文春webより転載します。「“中国リスク”を商機と狙い始めた投資ファンドもあると言われる。政府が介入によって為替、株価を支える中国は、ポンドを売り浴びせられ、事実上の固定相場から変動相場へと転換を余儀なくされた“ポンド危機”のイギリスと同様に、市場の“攻撃対象”になりかねないのだ。事実、ポンド危機を仕掛けた投資家のジョージ・ソロス氏は7日にスリランカで講演し、「中国は調整に関して大きな問題に直面している。私は2008年の危機(リーマンショック)を思い出す」と警鐘を鳴らしている」(引用ここまで)


 ソロス氏は常に潮目に登場します。ソロス氏のようなスタンスを取る人々は市場の人智を越えた変容に「あと一押し」という具合に「商機」を待ち受けているのではないでしょうか。

 「今年、人民元の切り下げがあるだろう」と見ているマーケット・ストラテイジストもいます。すると日本はその分、国際競争力を失います。日経平均株価は円安連動指標ともいえますので、それによって株価はかなり打撃を受けそうです。

 そこにマーケット波乱による円買いがおきると、思わぬ円高もありそうです。

 が、一方で「こんなときに当局は何もしないのか?」というムードも醸成されるでしょう。今週はECB、来週は日銀金融政策決定会合とFOMCがあります。

 日銀には金融緩和策を、FOMCにはリップサービスが期待されていることを考えると、急反発もありえますが、投機家たちは「政策当局の政策なり、リップサービスが滑って再失望」路線も意識していることでしょう。


 公的政策での大反転のその先も見据えた視点が必要ですね。ソロス氏のその先を読むのは難しいですが、要はオバマ大統領の統治した8年をシャッフルして、地ならしし、新たなフレームへの転換相場だと思えば、個人投資家といえど、十分、対応のしようもあるのではないかと思います。


チャート分析による今週の想定レンジは以下のとおりです。


●ドル円

上値抵抗117.501

均衡116.257

下値指示115.260


●ユーロ円

上値抵抗127.902

均衡127.267

下値指示125.515


●豪ドル円

上値抵抗84.799

均衡82.052

下値指示78.519-79.479

※資源国家であるため、石油価格次第によってはブレそうです。しかし、同国は金産出国でもあります。金価格はまだ調整過程にありますが、いずれ見直されると思いますので、評価モジュールによって振れ幅が大きくなりそうですね。

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】

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