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第649回 2016年3月3日~9日までの為替見通し

2016年03月03日

 日本経済に多大な影響を与えるアメリカ大統領候補が絞られてきました。民主党はヒラリー・クリントンさん。共和党はドナルド・トランプ氏です。

 この顔ぶれが変わらなければ、7月以降、今度は民主党か共和党かの選択になります。

 ヒラリー・クリントンさんに対する支援者にはジョージ・ソロス氏が7億円の献金と報道されており、企業献金もいろいろと取りざたされているほか、中東マネー、中国と縁の深い献金もあるといわれます。

 民主党の政治手法から類推すると、円高・ドル安を土台に日本の競争力を円高でけん制した上で、中国との連携を意識した米国成長路線が考えられます。年初から中国の低迷を指摘してきた前出のヘッジ・ファンドの代表者、ジョージ・ソロス氏の発言などもそうしたアプローチを裏打ちしているように感じられます。低迷している中国経済にアプローチする米国成長路線、これがヒラリー政治にすえられるのであれば円高方向のトレンドを意識したストラテジーを考えておきたいですね。

 対外防衛に関して大規模戦争への介入を徹底して避けてきた現職・オバマ大統領に近い対応として、紛争請負の民間軍事会社の活用が考えられそうです。

 また、夫であるビル・クリントン氏が選挙前反対していたNAFT(北米自由貿易協定)を大統領就任後に推進したように、TPPはヒラリーさんが大統領に就任した後に推進されるだろうと思います。


 一方、よもやまさかのトランプ大統領が誕生した場合は、「日本が攻撃された場合、アメリカは飛んでいかなくてはならないが、アメリカが攻撃されたとき、日本は助けに来るのか?(こないはずだから、そんな国を防衛する必要はない)」という発言に代表されるように防衛力の最適配分が政策のテーマとして考えられます。


 いずれの候補者にもそれぞれ思惑を持った関連産業が政治献金や支援をするはずです。

 今後、それが日本にどのような影響が及ぶかを為替動向とともにしっかりと見極めたいものですね。


 さて、今週末には重要な経済指標が多数出てきます。

 今のところ、さえない中国を除いてほぼほぼ指数上は「まあまあ」の水準を保持しています。

 表は発表が予定されている各指標にエコノミスト等らが予想されている数値のコンセンサス値を入れ、エクセルで作表したものです。



 3月4日の日本時間夜に発表される予定のアメリカの完全失業率、貿易収支の値が市場で円安ドル高方向に評価されるかどうかがポイントです。

 その流れが3月11日のスーパーSQにどう影響するかも注視したいところです。3月後半から4月はまた全く市場の様相が違ってくると思いますので、今週から来週のドル高でいったんはドル高勢いは収束ということも検討したい課題ですね。


 今週の予想レンジは以下のとおりです。今週も振れ幅は広めに取りました。突発事項への対応は怠りなくしておきたいと思います。


●ドル円

上値抵抗116

均衡114.078

下値支持113.182


●ユーロ円

上値抵抗128.519

均衡123.687~122.208

下値支持118.087


●豪ドル円

上値抵抗84.706

均衡83.627

下値支持75.225

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】

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