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第663回 2016年6月16日~22日の為替見通し

2016年06月16日

 舛添要一氏が都知事を辞任。号外まで出る大騒ぎでした。日本のメディアはこの問題を連日取り上げましたが、海外で仕事をしてきた日本人に言わせると「日本のニュースだけ見ていては世界情勢はわからない」といいます。

 とはいえ、日本が本当に使える英語教育に力を入れ始めたのはごく最近。ほとんどの日本人は英語学習歴10年であっても英語で報道されるニュースをストレスなく読みこなすには力不足です。

 ピアノ3年、バイオリン7年が「基礎習得にかかる年月」と聞いたことがありますが、10年かけてもどうにもならない英語教育ってなんだったのか?と思いますね。


 それはさておき、海外ではフランス・パリが大雨による大洪水。おまけに23日イギリスのEU離脱国民投票が控え、ユーロには様々なリスクが意識される中、アメリカはFOMCの金利正常化延期でひとまず第一ラウンド終了。

 これを受け15-16日、開催中の日銀金融政策決定会合では緩和策継続で現状維持。

 市場関係者の八割は追加緩和見送りと見ていたようですが、実際にそれが周知されると為替は一気に104円台に突入。

 「23日イギリスEU離脱国民投票の可否によってはもっと円高に振れる」という意見もあり、さらなる円高加速がもたらす株式市場のボラティリテイに受け身でいると、余りにもめまぐるしくて、どこかでアクセルとブレーキを踏み間違いそう・・・・。


 しかし、よくよく考えてみれば、日銀会合の後、イギリスがEUに残る、残らないのリスクを意識してポンド売り円買い、それによるユーロ安が加速したところでドイツの輸出企業にとっては願ってもない大メリット。


 しかも、ユーロにリスクが集積すれば世界マネーは運用の選択肢として米国債チョイスとなるわけで、米国債フアイナンスにおいては金利を上げずに世界からお金を引き寄せられるため大ハッピー。

 ちなみに為替の動きからの日本円へのシグナルは「アメリカを買え」なのですから米国債やそれに付随したもの、米株を買うのも一法なのです。


 金融商品として金、原油、株価、債券などが各リスクに応じてボラティリテイを提供し、金融ビジネスはクライシスが一種の取引促進剤に働いて、これまたハッピー。


 当事者は皆、ハッピーなのに、リスクを悲観ととらえる傾向には不思議な印象を感じます。

 トレードする際は、一連の経済ドラマによる「ゲタ」といいますか「プレミアム」分に冷静でいないと恐怖、歓喜の間を転がされてしまいますね。

 しかも相手は人工知能であるケースもあるかもしれません。

 過去10年で最強の棋士とも言われる李世ドル氏が4対1でグーグル人工知能のアルファ碁に敗れたものの、艱難辛苦の挙句に一勝を挙げた時、見守っていた人々から大きな拍手が生まれましたが価値ある一勝に希望を感じた人々は少なくなかったのですね。


 投資家も戦う相手の強さ、したたかさを意識しつつ、人工知能を駆使するリスク商材の魔術師にけむに巻かれないように価値ある勝利を上げたいものですね。


●ドル円

上値抵抗105.750

均衡104.682

下値支持102.994~103.643


●ユーロ円

上値抵抗118.806

均衡117.760

下値支持112.096-113.372


●豪ドル円

上値抵抗79.373

均衡78.750

下値支持75.373

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】

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