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第664回 2016年6月23日~29日までの為替見通し

2016年06月23日

 23日投票、24日結果判明のイギリスEU離脱国民投票ですが、結果がどのように決着するかはわかりません。しかし、大きなお金を動かす人にとってもっとも都合のいいシナリオを考えてみることなら、できそうです。


 大きな資金を動かす側にとり、都合がいいのは何度も何度も通貨が激安、反発を繰り返し、その都度、世界マーケットも連動することです。

 波状が大きくなればなるほど、その頻度が増せば増すほど、お金も増える企画が立てられるので資金を運用する側にとってはイギリスの国民投票だけでなしにイタリアでもオランダでもフランスでもEU離脱国民投票が行われるほうが都合がいいわけです。


 そうなるにはイギリスでの今回の投票結果がキャメロン首相(残留支持)側がぎりぎりのラインで勝つことです。残留派がぎりぎりで勝てば、離脱派は勝つまでしつこく運動をするでしょう。

 離脱派が勝てばたった一体でこの材料性が失われてしまうので、各国でEU離脱の材料がくすぶり続けたほうがいいわけです。

この構造はギリシャ危機の初動と非常に似ています。

 だから本当のボラテイリティはこの先にあると思ったほうがいいでしょう。

本当のボラテイリティは来年のドイツ・メルケル氏の任期満了、もしくはフランスのEU離脱国民投票の可能性になると思います。


なので今回はキャメロン首相の残留派の辛勝ではないか、そう想像しています。

結果がどうなるかはわかりませんが、この材料での先行きは長いと思います。

息の長い材料と上手に付き合っていきたいものですね。



●ドル円

上値抵抗107.302

均衡104.721

下値支持102191



●ユーロ円

上値抵抗120.181-121.127

均衡119.197

下値支持116.151



●豪ドル円

上値抵抗82.668

均衡77.727

下値支持74.387

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】

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