FX・CFD・証券取引のことならマネーパートナーズ -外為を誠実に-

FX・CFD・証券取引・外国為替のことならマネーパートナーズ -外為を誠実に-

FX(外為取引)・証券のマネパHOME > マーケット情報 > FXコラム > 為替の話・トレンドを掴め! > 第671回 2016年8月18日~24日までの為替見通し
為替の話・トレンドを掴め!

最新の記事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

第671回 2016年8月18日~24日までの為替見通し

2016年08月18日

またぞろドル円レートが100円を度々切る水準になってきました。これから迎える9月はいろいろな意味で超円高になる可能性に用心しなければならないと思います。

 世界の運用ニーズとしてめぼしい投資先はどこかという観点から考えると、米国株式、日本円という組み合わせが今のところ優勢ではないかと思います。

 自動運転や仮想現実など、軍用にも転用できる技術革新と推進という点において米国企業は世界をリードしています。
 一方、日本は、70歳代、40-50歳代、団塊ジュニアとその子供という人口動態が散布していて動態上ではデフレ構造でも、迎えるオリンピックやインバウンド効果から今しばらく、経済への信頼性が揺らぐまでに猶予期間がありそうです。
 デフレ構造が解消していない中で富の蓄積という点にフォーカスしたアベノミクス政策で、目下のところ、日米は連携できており、次の経済フレームでは予定としてヒラリー新大統領と日本初の女性首相として有力視されている稲田朋美氏にもろもろバトンタッチされるまで、低空飛行ながら、この連携で当面し失墜しなさそうです。
 マイナス金利下で調達しやすい円資産によって米国債券、株式への資金流入が極端に細ることはないでしょう。現在のところ、通貨安によって支えられているのは米ドルであり、その観点からみればアメリカ側は何も困っていないといえます。

 しかしながら、どこの国においても国際ルールからは表面上、禁じ手である通貨安競争の誘惑とその実現による通貨暴落への恐怖とは背中合わせになっています。

 円による資金調達によって米国債券、米国株式がうまく回っていても、歯止めとして金融政策は効かせておきたいのが当事者の本音ではないでしょうか。

 そう考えると、9月下旬のFOMCに向けて理事たちの口先介入として金利引き上げが再々、話題として取り上げられる可能性はあると見ておくべきでしょう。

 そして、FOMCの理事たちが9月利上げに言及する回数が多くなればなるほど米国経済は弱いのではないかとの懐疑も必要です。
 金利は本来、景気が過熱した時に通貨価値を維持しようと引き上げられるものですが、資本主義の帰結として生じるデフレ構造下、フアイナンスの観点から、アメリカでは景気指標が良くない場合に引き上げ言及頻度が高まる傾向があるからです。

 ユーロはどうでしょうか。イギリスのEU離脱が決まった当初はユーロへの投資はユーロ安の進行が意識され、難しい選択肢でした。しかし、現在のところ、当時のような「次々とユーロ離脱」という懐疑は後退し、消極的選択としてユーロが浮上しています。するとECBは通貨安競争の誘惑とその実現による通貨暴落への恐怖という点において、前者へのかじ取りにつながることを検討するタイミングに差し掛かっているのではないでしょうか。

 まさに綱渡りでの通貨安競争の様相に感じられますが、こうした各中央銀行のタイムラグを伴った金融政策が手詰まりになってくると、石油価格高安やテロ等によって結果的に通貨水準がシャッフルされてきたことが多いものです。

 そんなこんなして米国に新しい大統領が誕生するまで、幕真つなぎがうまくいくのかどうか。

 ちなみに次のFOMCの日程は9月20~21日で、日本時間22日午前3時に声明発表
 午前3時半に記者会見です。

 9月4~5日には中国でG20首脳会議
 8日に ECB理事会
 20~21日 日銀金融政策決定会合


 FOMCと日銀金融政策決定会合の開催される9月20日ごろまでに再々、ドル円は100円を切るのではないかと見ていますがチャート分析ではどうでしょうか?

●ドル円
上値抵抗101.868
均衡100.798~98.033
下値支持96.922

●ユーロ円
上値抵抗114.535
均衡112.735
下値支持111.205

●豪ドル円
上値抵抗79.238
均衡76.659
下値支持70.656

このページの先頭へ

このページの先頭へ

プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】

コラム一覧

鈴木郁雄の実践トレーディング 外国為替古今東西 行天豊雄 外貨投資 転ばぬ先の智慧 田嶋智太郎
市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
為替の話・トレンドを掴め! 木村佳子
武市のなぜなにFX 武市佳史

FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXについては、受渡取引に限り、1通貨単位あたり最大0.40円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、取引の額の4%の額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.7%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,700円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

このページの先頭へ

FX(外為取引)・証券のマネパHOME > マーケット情報 > FXコラム > 為替の話・トレンドを掴め! > 第671回 2016年8月18日~24日までの為替見通し