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為替の話・トレンドを掴め!

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第676回 2016年9月29日~10月5日の為替見通し

2016年09月29日

 為替を動かす材料にはいろいろありますが、主だった要素として

 ●通貨発行国の景気や金利動向
 ●中央銀行の姿勢
 ●ショック テロ、不測の事態など
 ●ドル建て商品の価格動向
 ●国際的な協調

 などがあります。

 このところの為替相場はFOMCや日銀の金利政策を強く意識したものになっていましたが、FOMCは「年内に金利引き上げ可能性」、日銀は「物価上昇2%超がある程度続くまで、金融緩和を続ける」と各々、期間に言及したことで、もはや材料性には乏しくなりました。

 不測の事態も為替相場に影響を与え、直近ではニューヨーク等での連続爆発などのテロ・ショック例がありますが、一時的です。

 このところ、手掛かり難でボラティリテイの源泉を失っていたところに「ドル建て商品の価格動向」にスポットライトが当たりました。OPECの減産合意が整ったとの報道で、あわや100円割れかと見られたドル円が現在のところ、ややドル高方向に引っ張られています。

 後は大統領選挙がどうなるか。「現実的ではない」とトランプ大統領誕生の可能性を一掃するには支持率が拮抗しています。優位を誇っているヒラリー支持率が次第に尻下がりになっている点と「変化を求める国民感情」から「まさか」があるかもしれません。
 「すると為替にはどういう影響が? 」という点を今から考えておきたいですね。

 もう一つ、ドル円のストラテジーを考えるうえで忘れてはならないのがユーロ安の伏兵です。

 ドイツ銀行は原油価格低迷によるロシア経済の減速、ドイツの主要企業であるフォルクスワーゲンの環境基準偽装事件による業績へのインパクトに加え、アメリカ司法省から金融商品の不正販売に関わったとして140億ドル(1兆4000億円余り)の和解金を支払うよう命じられたりとまさに踏んだり蹴ったりです。
 かねてより経営不安がささやかれる中、中核ビジネス以外の部門を手放す素早い対応を見せ噂の打ち消しに躍起ですが、世界的に有名なヘッジファンド運用者らから、まるでこうした事態を予想していたかのように株式の信用売りを浴びており、予断は許さぬ状況です。
 株の売り手の思惑通り、目下、ドイツ銀行の株価は最安値更新中で、来年のドイツ総選挙の結果と合わせて、思わぬユーロ安があり得る伏線は考えておくべきだと思います。

 「先手必勝」とも「先行の負け組」ともなり得る資産運用の岐路ですね。ストラテジーいかんによって、結果は分かれますが、年々早まる忘年会やおせち料理の受注に関して言えば「早く備えた店舗が勝つ」というデータがあるそうです。
 トレーディングも早め対応で備えておくといざというときにあわてずに済むといえるのではないでしょうか。
 「予想通り」であっても「想定外」でも、負けは少なく、勝は大きくなるようなストラテジーを打ち立てたいですね。

 直近では
 10月3日日銀短観
 10月7日米雇用統計

 あたりも意識したいところです。

 さて、チャート分析による今週の為替レンジは以下の通りです。


 ●ドル円
 上値抵抗104.630
 均衡101.927
 下値支持100.913

 ●ユーロ円
 上値抵抗114.616
 均衡112.924
 下値支持110.969

 ●豪ドル円
 上値抵抗81.534
 均衡79.245~77.247
 下値支持74.544

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】

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