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為替の話・トレンドを掴め!

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第677回 2016年10月6日~12日までの為替見通し

2016年10月06日

 原油価格の下落歯止めとなる減産合意から石油価格の安定が期待され、ドル円は103円台をつけ、その効果に疑問符が付き始めるとアメリカFOMCの理事の一人、エバンス米シカゴ連銀総裁が年内利上げに前向き発言でドルをサポート。相変わらずの一進一退、といったところでしょうか。
 ドル円の為替変動の源泉として
 ●アメリカ景気指標の良し悪し⇒FOMCの金利政策正常化の進行への思惑⇒ドル高円安
 逆の場合はドル安円高があります。この景気指標は中~長期のトレンドを推測する手かがりになりますが、短期の水準にも影響します。今回も9月米ADP全米雇用報告が予想を下回ったことや8月貿易赤字が拡大したとしてドル売りが優勢となりました。しかし、その後に発表された米9月ISM非製造業景況指数が大幅に改善したことから、年内利上げ観測が強まり、ドル買いが優勢になったように、中~長期ではトレンド、短期ではインパクトを考慮する必要がありますね。

 景気指標を使っての為替トレードはなかなかむつかしいと感じる場合は、ドル建て商品に注目する手があります。金価格や原油などのドル建て商品は、例えば、原油が安く買えるならその通貨は強い、原油を高く買うことになるならその通貨は弱いという具合に購買力平価説の理屈でトレードに生かすことができます。

 ●原油価格の動向⇒原油だけに限った購買力平価で原油価格の上昇はドル高円安、逆の場合はドル安円高

 さて、その原油価格の動向ですが、せっかく9月下旬のOPECで減産合意ができたものの、アメリカから経済封鎖を解かれたイランの増産の影響や「総体での減産は合意だが個別には受け入れがたい」という各国の利害も絡んで実際には減産効果が原油価格の引き締めに反映されるのは2018年頃になるという意見が出ています。
 この点からドル円相場における円安傾向があったとしても、深堀り進行するとは思えない、と言えそうです。

 次に、アメリカ大統領選挙の勝敗ですが、今のところ、

 ●アメリカ大統領選挙でヒラリー氏優勢⇒ドル高円安、逆の場合はドル安円高
 
 という風に判断されています。「トランプ氏が大統領に選らばれたら株価とドルは大荒れ」という意見がありますが、ブレグジットの時同様、賭けを伴ったポジショントークの要素も多分に含まれている点を考慮したいですね。

「ボラテイリテイが命」という人達には、マーケットは意外な展開であればあるほど値段が上下する点から、トランプ氏が米大統領に選出されドル円も日米株価も大荒れになったほうがチャンス大と感じ、ひそかに「トランプ大統領」の誕生を願っているのではないかと思います。

 「米新大統領はヒラリーで決まり。でも、それでは面白くないからトランプ氏が対抗馬に据えられているだけ」という冷めた見方もありますが、支持率の拮抗から予断は許しません。念のため「トランプ大統領誕生」の時の為替水準を想定し、少額でもヘッジをしておくべきでしょう。
 というわけで、これからも米経済指標で一喜一憂しながら、

 10月7~9日ワシントンでのIMF・世銀年次総会
 13日 イギリスの金融政策
 20~21日 EU ECB理事会 EU首脳会議
 月内ペルーにて財務相会合 アジア太平洋経済協力会議(APEC)
 10月31日~11月1日 JPY 日銀金融政策決定会合「展望リポート」
 11月は1日に AUS RBA理事会 
 そして、
 1~2日 アメリカFOMC
 8日米大統領選挙です。 となると、
 11月17~18日開催されるAPECC閣僚会議が今後の為替のフレームを予測するうえで、最重要となるかと思います。

 それまでの間は基本的に現状のように一喜一憂、一進一退相場ではないでしょうか。


さて、今週の為替見通しは以下の通りです。

●ドル円
上値抵抗104.105
均衡102.415
下値支持101.103

●ユーロ円
上値抵抗116.109
均衡113.284
下値支持112.678

●豪ドル円
上値抵抗79.343
均衡77.382
下値支持75.912

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】

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