FX・CFD・証券取引のことならマネーパートナーズ -外為を誠実に-

為替の話・トレンドを掴め!

最新の記事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

第685回 2016年12月8日~14日の為替見通し

2016年12月08日

 NYダウが大幅上昇。
TIMEの表紙にもなり、「今年の人=時の人」、トランプ氏が正式な大統領として就任する前の今が最も期待に夢膨らむ時期だからでしょう。
何しろトランプ氏。不動産王、富豪として派手な半生を送ってきた人です。金ぴかのトランプタワーやカジノ経営での栄枯盛衰、ゴージャスな美女を妻にめとったりと何かと話題を振りまき、たびたびメディアで騒がれ、テレビでもおなじみのその人がアメリカ大統領に選ばれたのですから、ファンタジーというか、ドラマチックというか。
 大統領に就任した後も続けるのかどうかは不明ですが、ツイッターで物議をかもす発言がある一方、陣営には手堅い仕事師を着々と起用したりとユニークさとバランス感覚はさすがです。
さて、そんな中で迎える12月9日SQ。
事前にコンセンサスとして「トランプ氏が大統領選挙に勝てば、マネーマーケットは大混乱する」という、今から考えればデマにも等しいストーリイが流れ続け、ストラテジーに取り込んだ空売り筋も少なからずいて、SQ後にどう体勢を立て直すか? 注目したいものです。

 来週には13(火)-14日(水)にFOMC、15(木)-16日(金)安倍・プーチン会談、再来週19日(月)・20日(火)に日銀金融政策決定会合とイベントが続きますが、マーケットでは鬼(リスク要因)のいない間に一稼ぎという流れが続くでしょう。
さて、変動要因としてFOMCの金利政策の変更があり得ますが、金利引き上げはあっても小幅。場合によっては利上げナシの可能性も検討の余地ありです。

トランプ大統領就任後、原油価格の要因でドル高になる可能性や放置しておいてもユーロ安円高ドル安の流れが見込める来年を考えれば、米産業界にとってもマーケットにとっても金利上昇はコスト圧迫要因です。
したがって、金利引き上げはあったとしても超スローテンポではないでしょうか。

アメリカ大統領就任式以降もドル高円安トレンドが続くかどうかは「?」。
爪を伸ばしすぎると…、トラタヌ=取らぬ狸の皮算用になりかねませんのでほどほどにしたいものです。
トラタヌといえば、もちろん、来日予定のプーチン氏にも期待しすぎるより、厳し目に見ておくほうが現実的かと思います。プーチン氏を偉大な指導者とたたえまくったトランプ氏が米国大統領に選ばれた今、プーチン氏に安倍カードは必要なしと考えるリアリストでなければならないのではないでしょうか。

さて、今週の想定為替レンジは以下の通りです。

●ドル円
上値抵抗115.998
均衡113.538
下値支持112.755

●ユーロ円
上値抵抗125.511(上値はなお高い位置がありそうです。選挙目白押しの来年迄、ユーロ高を試しそうですが今週はこの水準にしておきたいと思います)
均衡120.438
下値支持


●豪ドル円
上値抵抗88.495
均衡86.879
下値支持80.547

このページの先頭へ

このページの先頭へ

プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】

コラム一覧

鈴木郁雄の実践トレーディング 外国為替古今東西 行天豊雄 外貨投資 転ばぬ先の智慧 田嶋智太郎
市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
為替の話・トレンドを掴め! 木村佳子
武市のなぜなにFX 武市佳史

FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXについては、受渡取引に限り、1通貨単位あたり最大0.40円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、取引の額の4%の額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.7%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,700円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

このページの先頭へ