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第692回 2017年1月26日~2月1日までの為替見通し

2017年01月26日

 第193回通常国会が1月20日から会期150日(会期末 平成29年6月18日予定)で始まりました。
 国会質疑を聞いていますと、ひしひしと国会議員一人ひとりが「選挙が近い」と意識していることを感じます。特にアンテナの高い与党議員ほど解散の緊張感を全身で発しています。近づく選挙を念頭において安倍総理に厳しい質問を浴びせかけ、選挙民にしっかり見せ場を作っているのです。与党議員なのにここまで厳しく追及するのかという質問が多々見受けられました。
 「この人たちは安倍総理が変わる可能性までも想定しているのかな」と感じられる議員質問もありました。もっとも、それはこちらの勘ぐりすぎで流派が違うためにそうした質問になっているのかもしれませんが。

 さて、国会解散、選挙となるとすればトリガーは何になるのか?
 一つ推定すれば、それはトランプ政権・マティス国防長官の訪日目的によるのではないかと思います。
 マティス国防長官は2月2日に韓国を訪問し、ハン・ミング国防相と会談予定であり、3~4日に来日した際には稲田防衛大臣との会談と安倍総理大臣を表敬訪問する予定だそうです。
 おそらく、テーマは北朝鮮、および、北朝鮮を支援しているとされる中国を見据えた日韓米の連携に関しての何らかの確認事項があるのだろうと推察します。

 ことの内容や成り行きによっては安倍政権には大きな試練になるかもしれません。

 一方、トランプ米大統領はハネムーン期間といわれる100日内に共和党での支持率8割を国民的支持率拡大に広げようとしてか、矢継ぎ早に政策を実行に移しています。

 一つには「米国民に雇用を」という選挙公約に基づいてTPP離脱、二国間協定に活路を見出そうとしたり、自動車産業代表と会合を持ち、対外的に為替問題をアナウンスさせたり、アメリカに原油パイプラインを増設、整備する計画やテロリストを収容する施設復活に向けた動き等が報道されています。

 ブッシュ政権時に悪名高かった外国人テロ容疑者収容のための中央情報局(CIA)管轄の海外「秘密施設」はオバマ前政権によって人道的見地から廃止されました。それを復活させる必要があるかを検討する大統領令に署名する見通しなのだそうです。
 振り子の揺り戻しや急、との印象ですが、その「急激な変化」に対し、どういう背景からか、FBIが動いています。
 トランプ陣営の看板高官の一人、国家安全保障問題担当補佐官マイケル・フリン氏とセルゲイ・キスリャク駐米ロシア大使の複数の通信が連邦捜査局(FBI)や中央情報局(CIA)、国家安全保障局(NSA)、そして財務省の捜査対象になっており、トランプ氏の側近とロシア政府関係者の関係についての捜査を進めているのだそうです。
 振り子を揺り戻そうとするトランプ政権とそうはさせないとする動きに今後も注視しておきたいものですね。

 ちなみにトランプ氏は手の内を相手に読み取らせないために煙幕をはり、関心を引きつけたり、嫌いは好きの裏返しとばかりに増悪感情をコントロールし、ビジネスを自分のペースに持っていくことで知られるのだそうです。よって情報から核心を読み取ろうとすると米大統領選挙結果のように間違うのかもしれません。
 わからないときは原点に立ち返ることですね。

 単純にシンプルにアメリカの国益を守るにはこれまでどおり、

●「強いドル」を目指すためのアナウンス効果としての金利や政策
●実利面ではドル高過ぎに触れないようにすること

 というコースは踏襲されそうだということ。

 チェンジこそチャンスであり、新しい需要喚起で米景気を良くするために、軍縮から軍拡へ、自由主義から保護主義へと変革が進むのであり、その一環で日韓米での朝鮮半島、並びに尖閣周辺の安全保障確保とそれにまつわる費用の喚起があるのだろうと思います。
 その流れの中で、うまく機能しない=もっといえば使えない内閣は解散に追い込まれる、ということもあり得るのではないでしょうか。
 そんな観点から為替を俯瞰したいと思います。
 今週のチャート分析による各通貨のレンジは以下の通りです。

●ドル円
上値抵抗114.597
均衡113.245
下値支持111.893

*気になる傾向・・・どういう理由かまでははっきりしませんがチャート分析上、5月中旬までの時間軸に107.979という下限もあり得るかもしれません。思いがけない円高に備えたいと思います。

●ユーロ円
上値抵抗124.534
均衡122.096-121.936
下値支持120.834-119.152

●豪ドル円
上値抵抗86.819
均衡84.725
下値支持83.217

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】

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