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第739回 2018年1月4日~10日の為替見通し

2018年01月04日

謹賀新年
本年もよろしくお願いいたします!

 さて、海外では相変わらずトランプ大統領周辺のお騒がせニュースが取りざたされているようです。トランプ氏を大統領に押し上げたマンパワーの一人といわれ、その後、トランプ陣営から出たバノン氏。
 ジャーナリストのマイケル・ウォルフ氏の著書「炎と怒り」でのインタビューで波紋を広げているようなのです。
 バノン氏は「トランプ氏の息子、ジュニア氏に民主党候補のクリントン元国務長官に不利な情報提供を持ちかけたロシア人弁護士について、2016年6月の面会後、すぐにFBIに連絡すべきだった」と発言。
トランプ氏はバノン氏のこの発言に対して、「何を言っているのか!」とキレているとのこと。
 本当なら今後、トランプ氏のロシア疑惑(ヒラリー側のロシア疑惑問題もあります)にとって大きな痛手になるかもしれません。
 ただ、文脈からはバノン氏が言いたいのは「そうしていれば、ヒラリーをもっと追い込めたのに(ジュニアはぬかった)」という意味と受け取れなくもありません。
 トランプ氏が「本の内容はインチキ」と怒っているのには違いないことから、トランプ氏とバノン氏が対立し、バノン氏が裏切ったと受け取るのは早計で、本の著者に対して「いんちきだ」と表明している可能性もおおいにあり得ます。

 一方、トランプ氏を怒らせるもう一つの存在、北朝鮮は平昌オリンピック出場に前向きで韓国とのホットラインを開通させたとか。
韓国・文大統領はアメリカからは「本当に親米か?」と疑念を持たれているとも伝えられていますので、このホットライン開通で「平和」が実現するわけでもない、とのスタンスは持っておくべきでしょう。何かあれば韓国に対し、アメリカは「一体どっちにつく気だ」と突っ込む可能性がありそうです。

 とはいえ、今回お伝えした2つのトピックはアメリカ経済の大きな動きから見れば些末なことです。
 アメリカは今後、トランプ減税の恩恵を確実に受けつつ、トランプ氏のデタント否定によって、次の自国経済強化プログラムを構築していくのではないでしょうか。トランプ氏は在任中、北朝鮮の脅威を取り除き、仮想敵国の一つと目される中国の民主化(流動化)にも意欲を持ちアメリカ第一主義の実現にまい進すると考えます。
 
そうであるなら、アメリカ経済の観点から見て、けして強すぎるドル水準は望まないだろうと思います。

そんなベースから今週の為替レンジを予測してみました。
ご参考になれば幸いです。
●ドル円
上値抵抗 114.227-114.328
均衡 113.616-112.395
下限 111.682

●ユーロ円
上値抵抗137.600
均衡134.109
下値支持111.682

●豪ドル円
上値抵抗 89.896
均衡 88.298
下値支持 86.030


※当コラムは毎週木曜日の更新です(木曜日が祝日の場合は休載となります)。

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】

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