第765回 2018年7月12日~18日までの為替見通し | FX・証券取引のマネーパートナーズ-外為を誠実に-

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第765回 2018年7月12日~18日までの為替見通し

2018年07月12日

今週の各通貨の予想レンジは以下の通りです。

●ドル円
上値抵抗113.199
均衡111.340-112.329
下値支持110.182

●ユーロ円
上値抵抗131.585
均衡129.353
下値支持128.460

●豪ドル円
上値抵抗83.597
均衡82.091
下値支持81.777


 目的完遂のためには慣習なんてくそくらえ、と通常は和やかに食する北大西洋条約機構(NATO)の首脳会議の朝食会の席でもアメリカの国益、そして選挙公約を守るため、いうべきことはいう姿勢を貫くトランプ大統領。
 列席の各首脳は、「何を言い出すのやら」と唖然、茫然、苦笑い。
 しかし、朝食会が少々、のどを通りにくいものになっても、首脳が集まる好機に言わなくてはならないことをちゃんというトランプ氏はいっそ、すがすがしいと米国民からは支持率がめきめき上昇。

 もっともらしい話術はたけていたけれども、在任中にいったいあの男は何をしたんだ、という位置にまで貶められたオバマ元大統領は今日のアメリカの中国による危機を作った元凶とも目され、大いに分が悪くなっています。

 トランプ大統領はドイツ経済弱体化で中国のユーロ圏での苦境を企画? となるとドイツ銀行がかなり大変らしいとの評価の行方を知りたいところです。

 トランプ氏はマクロン・フランス大統領に「EU離脱」を持ちかけているといわれますが、対中戦略上からドイツに厳しい姿勢で接するわ、プーチン・ロシア大統領とはまずくならないようにイスラエルを交えてうまくとりなすわ、アクセル全開状態で対中戦略の手を緩める気配はありません。

 ここまで中国に強気に出られるのも、アメリカ国債の電子化がモノを言っているという見方があります。
 なるほど、中国が報復的に保有の米国債を放出しようとしてもアメリカの国家安全、国益毀損回避のために大統領がそうした行動を抑止できる力を行使できるとあれば、まさに怖いものなし?

 ただ、関税分の物価上昇から利上げピッチも早まるとして、ドル円が112円台をつけ、さらに113円もうかがいそうになる現状では新たなポジションを持つ難しさもあります。
 ぼつぼつ、トランプ氏、もしくはムニューシン財務長官などから口先介入が出てくる可能性を待ちたいところです。

 こんな時はトレンドフォローも悪くありませんが、どんな通貨も個人投資家が勝算を得られやすい価格帯での仕込みが肝要ということを思い出し、商機を待ち伏せすることも大事ですね。


※当コラムは毎週木曜日の更新です(木曜日が祝日の場合は休載となります)。

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】

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