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第792回 2019年1月24日~1月30日までの為替見通し

2019年01月24日

次の更新までの各通貨の予想レンジは以下の通りです。


●ドル円
上値抵抗110.770
均衡109.258
下値支持107.610

●ユーロ円
上値抵抗127.066
均衡124.516
下値支持122.124


●豪ドル円
上値抵抗79.404
均衡78.135
下値支持76.033


 メキシコとの国境に巨大な壁を建設する費用をめぐって政府機関閉鎖が続く今、トランプ氏周辺では次第に「壁に拘泥するのはばかげている」という声が高まってきました。
 しかし、今、猛威を振るうインフルエンザ。2009年の新型流行のルーツとなったのはメキシコのとある村から。それが巡り巡って世界的大流行になり死者も多数でたことを思うと、「壁」にこだわるトランプ氏の施策を全くの無意味と決めつけるのは早計かもしれません。

 はたから見ると、もっとスマートに政権を運営すればいいのに、と思いますが、トランプ氏には何らかの思惑やこだわり、勝算があるのでしょう。

 トランプ氏と対中、対北朝鮮問題がこう着している一方で、注目度が増しているのが日韓関係です。断片的に出ているニュースを総合すると北の端川鉱山地帯を韓国の技術協力で開発し、それを鉄道貨物で韓国に運んで精製、商品化。経済基盤を固めながら高麗連邦構想を着々と推進している中で北と南の共通の敵として日本に先鋭化している、という見方ができるのではないかと思います。

 もちろん、こうした流れはアメリカもいろんな意味で注視しており、将来の日本海に対する日米の構想も練られていることでしょう。

 米中問題も絡んで日本海の安全保障問題が次第に変容していくという点で壁問題は透明マントのような役割を果たしているのかもしれません。透明マントとはもともとはアメリカの国家予算を使ってデューク大学で研究開発された技術です。そこにやってきた優秀な中国の留学生が母国に持ち帰ってしまったといういわくつきのもの。
 敵のレーダーに潜水艦や戦闘機が掌握されにくくなる技術ですが、壁問題や改元など大きなニュースの陰に隠れて、重要なことを見逃すことが現実にはよくありますので認知の世界における透明マントにも注意したいですね。


※当コラムは毎週木曜日の更新です(木曜日が祝日の場合は休載となります)。

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】


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