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第821回 2019年8月29日~9月4日までの為替見通し

2019年08月29日

次の更新までの各通貨の予想レンジは以下の通りです。
●ドル円
上値抵抗106.886
均衡105.916
下値支持104.881

●ユーロ円
上値抵抗118.100
均衡117.362
下値支持116.519

●豪ドル円
上値抵抗72.447
均衡71.629
下値支持70.537


 日韓関係に微妙な風が吹き始めてどれくらいの時が経ったでしょうか。そうした中、文大統領もまた、支持率急落、側近のスキャンダルなど歴代大統領と似たコースを歩む可能性が出てきたことから、これまでの流れを折からの香港情勢や来年の台湾総統選挙と合わせて、大局観をもって見ておきたいと思います。
 もちろん、アジアに顕在化しつつあるこれらの問題はトランプ大統領再選とも無関係ではないでしょう。
 日韓問題の厳しさにランド研究所などアメリカのシンクタンクは「日韓修復」を唱えたり、韓国の対応を批判したり。一方、軍事面では、ソウルから米軍撤収をうかがわせる気配もあれば、ソウルの南下地域に増強の動きがあると指摘する意見も。
 ここに米中貿易摩擦という要素を加えれば対中対ロを念頭に据えたトランプ政権ならではの戦略があるのではないかとうがちたくなります。

 こうした中、台湾や日本に大量の武器輸出を続けるアメリカ。当然、中国はそれを快くは思ってはおらず、まだ、ここまでは序章であり、少なくとも2020年11月のアメリカ大統領選挙の結果を見るまで、米中対立劇は予断を許さないだろうと思います。そして大統領選挙が終わったら? なかなかスリリングな結末が待ち構えていると思えるのは私だけでしょうか。

 トランプ大統領は時に強面、時に「グッドコップ」役と多様にキャラクターを演じ分けでいますが、脈絡なく思いつきで発言や行動をしているわけではなく、綿密に練られた共和党トランプ政権としての戦略ならではのことでしょう。
 そのトランプ氏を暗に批判した手記がマティス氏によって上梓された由。民主党のトランプ・ネガティブキャンペーンの素材にされなければいいのですが。
 我が国日本では9月は改造内閣、10月は消費増税が控えます。米中対立による経済の不確実性、円高への急激なブレのリスクには日本の公的資金での米国債購入での円売り、ドル買いで阻止とも揶揄される中、30年も積み立てる年金が将来、2割も価値が減る試算が年金財政健全度チェックとして参議院選挙後に発表されました。トウモロコシ外交だけでなく日本は押しまくられる感がありますが、マティス氏の手記中の「同盟なき国は衰退する」の伝の逆説として「同盟重視で沈む国」にならぬよう、期待したいところです。


※当コラムは毎週木曜日の更新です(木曜日が祝日の場合は休載となります)。

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】


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