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第832回 2019年11月14日~20日までの為替見通し

2019年11月14日

次の更新までの各通貨の予想レンジは次の通りです。

●ドル円
上値抵抗109.295
均衡108.423
下値支持107.917

●ユーロ円
上値抵抗121.747
均衡118.780
下値支持117.989

●豪ドル円
上値抵抗74.669
均衡73.862-73.524
下値支持72.928


パウエルFRB議長の議会証言で「金融政策は現状が適切」とコメントしたことで、現在の低金利環境が継続するとの思惑が働き、イベント消化感台頭。次は12月の金融政策までの間、幕間つなぎの材料を探すことになります。

米中貿易交渉に材料を求める動き、香港の騒乱状態が中国に与える影響、アメリカでのウクライナ疑惑における11名の議会証言などがありますが、後者の2つは「懸念」の映像化という観点から、印象操作を仕掛けられている面もある点を考慮したいですね。

すなわち、香港で激しい対立が起これば起こるほど、「絵」が撮れるのでメディアで報道されやすくなります。実際、アメリカでは連日、新聞のトップ記事に取り上げられているそうです。

ウクライナ疑惑も議会で証人が証言している模様が格好の映像=「絵」になるわけです。
証言内容はこれまでのところ「取るに足りない内容」ばかり。
日本でも長らく内閣総理大臣が野党に追及され続け、その間、重要案件の審議が遅滞しましたが、国民は国会中継でそうした光景を見て「何か大変な疑惑があるようだ」と感じ、それが内閣支持率の低迷につながりました。

アメリカのトランプ大統領弾劾の動きも証言内容はどうでもよく要は絵が撮れればいい、と考えて仕掛けている存在がある、とみなして眺めれば事態の見え方も違ってきます。
「何か重大なことが起こっているかのような絵」を連日、報道で見せ続けることはある意味、反対勢力の選挙キャンペーンも同じです。無料でできる広告効果なのです。その点でイメージダウンを図りトランプ再選を阻止しようとしている印象操作が疑われるわけです。

そうまでしてなぜトランプ大統領再選を阻むのか? 
もちろん、米・民主党が勝利すれば金がもうかる人々がいるからでしょう。

背後にいるのは、連日のデモでファイナンスに障害が懸念される中国なのか、中東の石油、ひいては再生エネルギーに関することなのか、電気自動車やIoTに象徴される5G時代の新ネットワークビジネスなのか、あるいはそうしたすべてなのかはわかりませんが、TPPを推進し、自由貿易、再生エネルギー関連で米民主党オバマ政権がヒラリーにつなぎたかった「何か」を可及的速やかに実現させなければならないために「トランプが邪魔だ」という動きが出ているのではないかと思います。

それにしても国が一つにまとまるのは本当に難しいものですね。アメリカでのトランプおろしの動きの恐ろしさにつくずく思います。こうした分断戦略もストラテジーにはあり、そうしたことで利益を得ようとしている巨額マネーの動きがあるのだろうと思います。

トランプ政権下で経済がここまで好調でも国のトップを「あいつはだめだ」と吊し上げる米リベラル派の執拗さ、恐ろしさ。そのトランプ大統領はトルコのエルドラン大統領と会談。表面上は戦闘機購入にまつわる駆け引きや先般のシリアにおけるトルコのクルド人攻撃などの案件ですが別交渉があるのではないかと思います。私はトルコはロシアとアメリカの仲介役とみなしているのですが。この先、トランプ大統領側の逆転劇があるのかどうかも見極めたいところです。

さて、各通貨も米大統領選挙と香港デモの深みに躊躇したかのように難しいですね。無理せず楽せず、短期トレードで小幅の利確獲得が賢明かもしれませんね。

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】


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