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第836回 2019年12月12日~18日までの為替見通し

2019年12月12日

次の更新までの各通貨の予想レンジは以下の通りです。
●ドル円
上値抵抗109.154-108.816
均衡108.569-108.519
下値支持①107.374-107.679
下値支持②106.780

●ユーロドル
上値抵抗121.305-121.058
均衡120.563
下値支持119.492

●豪ドル円
上値抵抗75.536-75.280
均衡74.547-74.390
下値支持73.401-72.569

FOMCが終わり、次は12日のイギリス総選挙、ECB、日銀短観、13日のSQ、15日の米中追加関税可否などを気にすると見るのは衆目の一致するところでしょう。
ECBに関しては新任のラガルド氏の手腕を見極めたいとする視点も加わります。
ラガルド氏はIMF専務理事のキャリアが長かった人ですが非公開で審議される独自の中央銀行デジタル通貨発行の可能性について、どのような判断をするか注目です。
すでに中国は「米ドルの牙城」を切り崩すべく、デジタル人民元発行を急いでいます。中国はガソリン使用の車エンジンの技術を後発組の中国が欧米日を追い越すことは不可能とみるや電気自動車推進に切り替えるという具合にゲームチェンジ、文脈転換の発想で知られます。
デジタル人民元の実現を急ぐのは人民元の国際化がチクチクとして進まないために「ならば」と打ち出している方策です。
もし、中国がデジタル人民元発行を成し遂げてしまえば、金融の世界は大きく変化します。金融波乱の芽になる可能性も秘めた各国のデジタル通貨発行ですが、アメリカはドル裏付のフェイスブック提唱デジタル通貨「リブラ」を事実上封印してしまいました。
我が国はというとLINEの送信機能が我が国の金融システムにどの程度影響するか、銀行を中心にかたずをのんで見守ってはいますが、まだ、風を読み切れていないというか、海外に逃避するジャパンマネーの補足にマイナンバー普及を企画実行した後、もたついている状況です。携帯同様、デジタル通貨席巻世界でもガラパゴス化するのかもしれません。
しかし、それも徳川幕府鎖国政策と似て、デジタル通貨鎖国国家となる道もアリかもしれません。幕末から明治維新前後に金流出を止めることができなかった過去の教訓を生かし、国富としての日本の家計資産をデジタル通貨水際ストップで国内にとどめ置く手も一考の価値があるかと思います。いずれにせよ、早めに手当てしないと日本国内のキャッシュフローはスマホの向こう側に流れ出ていきます。お札現物とレバレッジの上に成り立つ現在の金融世界からお札にデジタルのスクリューがつきつつあります。それがナイアガラの滝のような大瀑布を形成し、いったいどこに流れ着くのか誰も正確に予測することができないところが恐ろしいところです。

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】


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