●ドル円
上値抵抗107.325-106.152
均衡105.034-105.602
下値支持103.076-104.222
●ユーロ円
上値抵抗127.087-125.943
均衡124.085-124.767
下値支持123.539-123.934
●豪ドル円
上値抵抗76.539
均衡75.721-75.846
下値支持74.619-73.826
8月6日は米新規失業保険申請件数の発表がありますね。コロナ感染大国化しているアメリカ。どの程度、雇用数字が変化しているか気になるところですが、このほどイリノイ州の川で開催された「ホワイト・トラッシュ・バッシュ」のパーティーにマスクなしで約500人が集まり、超過密状態だったといわれます。
感染拡大を懸念する警察は恒例イベントだけに取り締まることはせず観察していただけだったようです。
もっとも国民がこうした行動をとる一因にはトランプ大統領がコロナを正しく理解せず、危機意識が浸透していないからとするメディアもあります。
そのトランプ氏、盛んに支持州に異変が起きているとメディアで伝えられ、もはや再選が危ういようなニュアンスの報道が続きます。ツイッターへの投稿も制限され、満身創痍ともいえる状態に感じられます。
一方の民主党候補バイデン氏。支持率でリードしていると伝えられますが副大統領候補の発表を延期するなど、調整に追われており、順調に選挙戦が運んでいない可能性もうかがわせています。
いずれにせよ、大統領選挙を控え、両候補の一挙手一投足に注目が集まりがちですが、仕事師・ポンペイオ国務長官は着々と対中政策を実行に移しています。
ファーウエイに続き、テンセント、テックトックなど中国製を使わないように米企業によびかけ。
中国はトランプ政権の中国企業締め出し策に対し非難を強めているところ。
ただし、アメリカの中国への警戒は党派を超えた動きですから、中国の意図が感じられるメディア報道をうのみにしていると間違ってしまいそうですね。
トランプ大統領は新型コロナウイルスで大きな打撃を受けた米経済を立て直すために精力的に行動中で包括的経済対策案を巡って民主党と協議中。
今のところ、民主党のペロシ下院議長、シューマー上院院内総務とは合意に至らず、6日夜に再び協議し、もしまとまらなければ、家賃未払いを理由にした立ち退きを猶予する措置、失業給付積み増しにおいて、7にもトランプ大統領は行動するだろうとみられます。
もし、大統領が行動したら、米株価には好材料。しかし、財政面で黄色信号かもしれません。
まだまだ為替を動かす材料に事欠かない状態といえます。都度都度、臨機応変に対処したいですね。