●ドル円
上値抵抗107.252-106.091
均衡 105.549-105.487
下値支持①103.675
下値支持②101.120-102.936
●ユーロ円
上値抵抗 127.319
均衡 123.846
下値支持 121.965
●豪ドル円
上値抵抗77.445
均衡74.381
下値支持71.622
いよいよアメリカ大統領選挙が2週間後に迫ってきました。
激戦州のペンシルバニアはバイデン氏所縁の土地ですが、トランプ氏はその地に精力的に出向き、支持を固めようとしています。
切り札となりえる「バイデン氏息子のPCメール」の不法度拡散も追い風で、バイデン支持に肉薄する勢いと伝える報道も出てきました。
これに危機感を抱いたのか、オバマ前大統領もバイデン氏の応援に駆け付けるそうで、いよいよ選挙戦も佳境に入ってきた印象があります。
メディアは民主党に好意的と言われますが、陰謀を指摘するQアノン運動がメディア不信者を増加させ、その影響も侮れません。
そして、アメリカ大統領選挙直前の10月26日、日本では臨時国会が開催されます。まさか、いきなり、冒頭解散ということはないだろうと思いますが、菅総理の国会運営がどのようなものになるか注目されます。
いずれにしても政治と為替の季節のど真ん中。
先週も触れましたように、もちろん投機筋にとって大統領選挙は4年に一度の大材料。通貨が選挙結果に連動して激しく上下すれば、抜かりなく儲けようと手ぐすね引いているはずです。
ゆえに何か起こった時のボラテイリティに備えたい局面と位置付け、今回は各通貨の予想レンジの幅を広げ、臨機応変に対応できるようにしたいと思います。
もちろん、静観もよし、ですが、「まさか」のチャンスに出ていけるよう、売買の際の参考になれば幸いです。