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第880回 2020年10月29日~11月4日までの為替見通し

2020年10月29日

次の更新までの各通貨の予想レンジは以下の通りです。
●ドル円
上値抵抗105.118
均衡104.362
下値支持103.020

●ユーロ円
上値抵抗124.750-123.937
均衡121.224
下値支持119.415

●豪ドル
上値抵抗75.939-74.789
均衡72.746
下値支持70.064

いよいよアメリカ大統領選挙が来週に迫ってきました。それに伴い、様々な動きが政財界やSNS運営者、その利用者たちに広がっています。
トランプ大統領は自身の投稿に対し、ツイッターやフェイスブック、グーグルなどが情報を検閲し、「大統領選挙でトランプ再選を阻止するかのような、不公正な偏りがある」として議会に提訴。
各社の代表がその対応に追われる模様が伝えられています。

大統領選挙前に明らかになった民主党バイデン氏子息のスキャンダルの影響力は侮れず、これがSNSで大々的に拡散されればトランプ大統領には有利とみられることから、民主党バイデン氏側にとってはSNSの保守的な運営には胸をなでおろしていることでしょう。

しかし、漏れ出たスキャンダルの影響はすでに出ており、事前投票を済ませた人たちから「そんなことなら投票先を変更したい」という申し出が多く寄せられているそうです。

ちなみに州によっては、事前投票を済ませていても選挙日当日に投票し直せば、意志は反映されるそうです。
ただでさえ一筋縄でいかなさそうな選挙であるうえ、この要素が加わり、さらに選挙当日は日本では文化の日で祭日。
かつ、翌日は日銀の金融政策決定会合議事要旨の発表、アメリカではFOMCが開催され、次の日にパウエル議長の記者会見があるとあっては、マネーマーケットの金融商品価格に多様な動きが出そうですね。
大統領選挙結果が二転三転することによるボラテイリティは考えておくべきでしょう。
来年1月の就任式までは上にも下にも波乱含みと想定して対処していく姿勢が堅実かと思います。
アメリカ大統領選挙後は日本でも菅氏の長期政権を目指すための選挙時期が模索されると思います。
そして、長期政権が可能という目算がたてば、尖閣問題がまた、クローズアップされ、菅氏の「自助、共助、公助」のスローガン通り、日本でも「平和のための防衛」への意識が高まるでしょう。
為替が大きく動くような事案も先々あると思われますので、手持ち資産のポジションチェックをしっかりしたいところですね。

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】


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