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市場養生訓

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第613回

2016年03月15日

 先週のECBに続いて今週は中央銀行の政策委員会が目白押しだ。日銀、FED(米国),BOE(英国),SNB(スイス),ノルウェー中銀、それに南アやロシアの中銀でもある。


 日銀、FED,BOE、SNBでは政策変更の可能性が低いが、総裁の発言や見通しの変化などが市場の変動要因になりうる。


 日銀の導入したマイナス金利も導入後1月半となり当初の騒ぎはやや沈静化してきたようだ。各方面への影響が次第に見えてきたからだ。そうなればある程度の心構えや準備ができるというものだ。


 個人については住宅ローン金利の低下で借り換えや新規申し込みが増加し、現役世代が恩恵を享受する一方で、預金金利や投資信託の債券ファンドなどの利回り低下で、低リスクを志向する退職世代の資産の運用が厳しくなってきた。


 となるとハイリスク商品ということになる。株や為替など価格変動の大きい金融商品だが、中でも外貨預金が伸びているということだ。銀行は円預金が増加するとマイナス金利のコストが生じかねないので外貨預金を勧める動機を持つ。それに為替手数料があり、銀行にとって収益率の高い商品だ。


 個人から見ればどうか。外貨預金は目くらましの商品だ。外貨預金は本質が為替の商品なのに、預金のイメージが強い。金利の収益は為替変動で軽く吹っ飛んでしまう。


 銀行は1か月で10%のドル預金などと顧客を誘うが、利率は年率なので利息の計算は12分の一になる。当たり前のことだが、金利の高さだけが心地よく響いてしまう人はまんまと銀行の術中に陥ってしまう。その利息だって為替変動の前では微々たるものだ。


 外貨預金は長期保有でなんていう専門家もいるから始末に負えない。為替のポジションを長期に保有するとはどんなリスクを持つことなのか理解していないから言えることだ。


 これは外債や外貨建て投信でも言えることだが、為替を主要リスクと見て運用しないと勝てない。


 その点ではFXはフェアな商品だ。為替商品ということがはっきりわかる。手数料などコストも安い。いろんな商品のリスクが混じっている商品は投資家のリスク意識を分散させ麻痺させる。最たるものはオプションなどのデリバティブ付きの商品だ。


 こうしていろいろな商品が組み合わされるほど売る側のマージンは増える。逆に言えば投資家は商品購入時点で不利な地点から勝負しなくてはならない。とにかく投資商品は単純のほうがいい。リスクが明確で管理しやすい。

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プロフィール

  • 著者近影 小口 幸伸(おぐちゆきのぶ)
    1950年生まれ。通貨・国際投資アナリスト。 元ナショナルウェストミンスター銀行国際金融本部長。 横浜国立大学経済学部卒業後、シティバンク入社。変動相場制移行後間もなく為替ディーラーとして第一線で活躍。シティバンクのチーフディーラーとなる。その後ミッドランド銀行為替資金本部長を歴任。

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