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為替モーニング東京市場2022年7月19日

2022年07月19日
(コラム執筆時間:07時57分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円137.50~139.00
ユーロ円139.50~141.00
ユーロドル1.0050~1.0200
豪ドル円93.50~95.00
相場状況の振り返りと今後の展開予想

先週の強い米消費者物価指数(CPI)を受けて、次回FOMCの1.00%利上げ観測が広がりつつあるが、依然として、米債券利回りの逆イールド現象を背景とした米景気後退観測もある。そんな中、先週発表されたミシガン大消費者信頼感指数の脆弱性を受けて、従来の0.75%を支持する発言も多々あり、引き続き米経済指標や原油価格、そして、株価動向や債券利回りの推移を見極めるまで拙速的にポジションを取り切れない情勢にある。それ故に、今週は21日の日銀金融政策決定会合の展望リポート公表や黒田日銀総裁の記者会見、そして、ECB政策金利発表後のラガルドECB総裁の記者会見に注目せざるを得ないが、FOMCほどのサプライズが期待薄なだけに、引き続き相場の動意を待ってからの始動にならざるを得ないだろう。

一方、ドル円は24年ぶりの円安圏で利食いと損切りが相混じり、短期筋としても、右往左往しているが、依然として、日米金利差拡大を背景に底堅い展開は否めない。ただ、米景気後退が表面化する可能性があるだけに、ある程度ポジションの手仕舞いが加速する可能性もある。引き続きレンジ幅ドル円137.50~139.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが一考であろう。

他方、ユーロドルは、パリティ割れの達成感もあり、相対的には買い戻す動きが強まっている。ただ、更に買い上がる材料は乏しく、過度なユーロ高は描きづらい状況にある。引き続き直近のレンジ幅ユーロドル1.0050~1.0200を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、137円台半ば前後から押し目買いを勧めると共に、139円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.00台半ば前後からから押し買いを勧めると共に、1.02前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円139円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は137円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、ユーロドル1.02前後からナンピン売りを実施しており、現状では同レベル前後からナンピン売りと共に、1.00台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円137円台半ば前後ではロング、139円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は139円台半ば前後から押し目買いと共に、141円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は93円台半ば前後から押し目買いと共に、95円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円137.00139.50
ユーロ円139.00141.30
ユーロドル1.00201.0270
豪ドル円92.8095.30

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

2022年7月収支経過(01~19日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥25,000
ユーロ円-¥110,000
ユーロドル-¥90,600(-ドル650)
豪ドル円+¥65,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000139.70(SL140.20買い)
ドル円買い50,000138.00(SL137.50売り)
ユーロ円売り50,000140.00(SL140.50買い)
ユーロ円買い50,000138.50(SL137.90売り)
ユーロドル売り50,0001.0120(SL1.0170買い)
ユーロドル買い50,0000.9970(SL0.9920売り)
豪ドル円売り50,000☆94.20(SL94.80買い)
豪ドル円買い50,00092.70(SL92.20売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000139.00(SL139.50買い)
ドル円買い50,000137.50(SL137.00売り)
ユーロ円売り50,000140.70(SL141.20買い)
ユーロ円買い50,000139.50(SL139.00売り)
ユーロドル売り50,0001.0200(SL1.0250買い)
ユーロドル買い50,0001.0070(SL1.0020売り)
豪ドル円売り50,00094.80(SL95.30買い)
豪ドル円買い50,00093.50
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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