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為替モーニング東京市場2021年12月9日

2021年12月09日
(コラム執筆時間:09時22分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円113.30~114.30
ユーロ円128.50~129.50
ユーロドル1.1280~1.1380
豪ドル円81.00~82.00
相場状況の振り返りと今後の展開予想

オミクロン株をめぐる不確実性が残るものの、市場は米ファイザー社製ワクチンを3回接種すればオミクロン株が中和されるとの試験データを受けて、変異株に対する懸念が後退する中、米国株式市場ではNYダウは35高と3日続伸。米10年債利回りも再び1.5%台まで上昇するなど、市場は様変わりの様相を呈している。ただ、一部では製薬会社の戦略性との声も少なく、現時点では楽観視するには時期尚早との見方もあり、過剰期待は自重局面にあるのかも知れない。基本的にはFRBによる金利正常化を背景としたドル買い戻しが優勢ではあるが、未だにテーパリング開始時期を模索している段階でもあり、来週行われるFOMCの動向を見極めるまで直近のレンジ幅の中で売買を模索することが賢明であろう。

一方、ドル円は114円台を窺う展開を見せているが、米債券利回りの更に上昇するかは懐疑的であり、同レベルでは実需や利益確定売りが随所に散見されている。引き続きレンジ幅ドル円113.30~114.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはワクチン効果への期待もあり、1.13台半ば前後まで反発に転じているが、未だに感染者数や死者数が高止まりしており、過度なユーロ高は期待薄と見なした方が無難であろう。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1280~1.1380を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円113円台前半から押し目買いと共に、ドル円114円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.13割れから押し目買いと共に、1.13台後半からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は昨日と同様に、ドル円114円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は今朝と同様に、ドル円113円前後から押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、ユ-ロドル1.13台半ば前後からナンピン売りを実施しており、現状では1.14前後を視野に、同レベル前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、買いは1.13割れから押し目買いで対応している模様。

●クロス円は、ドル円113円前後ではロング、ドル円114円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は128円台半ば前後から押し目買いと共に、129円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは81円割れから押し目買いと共に、82円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円112.70114.85
ユーロ円127.80130.00
ユーロドル1.12301.1450
豪ドル円80.4582.60

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロ円ショート50,000☆128.70(SL129.50買い)
豪ドル円ショート50,000☆81.50(SL82.00買い)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
豪ドル円ショート50,000☆▼80.50(SL81.50買い)-¥50,000
2021年12月収支経過(01~09日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥70,000
ユーロ円+¥90,000
ユーロドル+¥58,400(+ドル450)
豪ドル円-¥90,000-¥50,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000114.00(SL114.50買い)
ドル円買い50,000113.10(SL112.70売り)
ユーロ円売り50,000☆128.70(SL129.20買い)
ユーロ円買い50,000127.70(SL127.20売り)
ユーロドル売り50,000☆△1.1320(1.230ロングカバー)+$450
ユーロドル買い50,0001.1230(SL1.1180売り)
豪ドル円売り50,000☆81.50(SL82.00買い)
豪ドル円買い50,00080.50
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000114.20(SL114.70買い)
ドル円買い50,000113.30(SL112.80売り)
ユーロ円売り50,000129.50(SL130.00買い)
ユーロ円買い50,000128.50
ユーロドル売り50,0001.1380(SL1.1430買い)
ユーロドル買い50,0001.1280(SL1.1230売り)
豪ドル円売り50,00082.00(SL82.50買い)
豪ドル円買い50,00081.00
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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