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為替モーニング東京市場2021年11月2日

2021年11月02日
(コラム執筆時間:09時15分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円113.50~114.50
ユーロ円131.70~132.70
ユーロドル1.1550~1.1650
豪ドル円85.20~86.20
相場状況の振り返りと今後の展開予想

先の衆議院選挙において、自民党が絶対安定多数を確保したことを好感し、日本株が急反発する中、米国株式市場では主要指数がいずれも最高値を更新、NYダウは一時3万6000ドル台まで上昇するなど、米景況感の良さが改めて意識されている。そして、市場は明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)において、資産購入ペース縮小のアナウンスが期待されていることも注目しているが、反面、サプライチェーンの混乱が需給不均衡を招いており、インフレ自体は一過性との観測もあり、FRBによる利上げ開始時期が大幅に遅れるとの見方も少なくなく、また、ドル高けん制の動きやドルの買われ過ぎなどを背景に、拙速的なドル買いには慎重にならざるを得ない。当面、FOMCの結果やその後のパウエルFRB議長の発言を確認するまでは静観せざるを得ないが、引き続き相場が大きく動意づくまでは静観することが得策であろう。

一方、ドル円は114円前後で試行錯誤が続く中、米債券利回りの伸び悩みもあり、積極的に買い上がる雰囲気には至っていないが、依然として、リスク回避の円買いとドル買いが併用されており、安易にどちらにも仕掛けづらい状況にある。引き続きレンジ幅ドル円113.50~114.50円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは米ドル主導の展開には変わりがないが、1.15台では割安感の買い戻しも手伝い、1.16前後でもみ合い相場の様相を呈している。拙速的な下値トライは慎重にならざるを得ないが、引き続戻り売りが優先されており、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1550~1.1650を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円113円台半ば前後から押し目買いと共に、ドル円114円台半ば前後からナンピン売りで待機をすることを勧める。一方、ユーロドルは、1.15台半ば前後から押し目買いと共に、1.16台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、株価動向に注視し、様子見スタンスを強めているが、輸出企業はドル円114円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は、ドル円113円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、先週のECB理事会後の会見でラガルド総裁が最近のインフレ上昇は一時的と述べており、出口戦略の遅さを踏まえて、戻り売りが優先されている。現状ではユーロドル1.16台半ば前後からナンピン売りと共に、1.15台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円113円台半ば前後ではロング、ドル円114円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は132円割れから押し目買いと共に、132円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは85円前後から押し目買いと共に、86円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円113.00115.10
ユーロ円131.15133.30
ユーロドル1.15001.1700
豪ドル円84.7086.80

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
No position
2021年11月収支経過(01~02日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円
ユーロ円+¥15,000+¥15,000
ユーロドル
豪ドル円
前日の売買 東京市場
ユーロ円売り50,000★△132.30(132.00ロングカバー)+¥15,000
前日の売買&予定 海外市場
出来ず Nothing done
ドル円売り50,000114.70(SL115.10買い)
ドル円買い50,000113.50(SL113.00売り)
ユーロ円売り50,000132.70(SL133.20買い)
ユーロ円買い50,000131.50(SL131.00売り)
ユーロドル売り50,0001.1620(SL1.1670買い)
ユーロドル買い50,0001.1520(SL1.1470売り)
豪ドル円売り50,00086.20(SL86.70買い)
豪ドル円買い50,00085.10(SL84.60売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000114.50(SL115.00買い)
ドル円買い50,000113.50(SL113.00売り)
ユーロ円売り50,000132.70(SL133.20買い)
ユーロ円買い50,000131.70(SL131.00売り)
ユーロドル売り50,0001.1650(SL1.1700買い)
ユーロドル買い50,0001.1550(SL1.1500売り)
豪ドル円売り50,00086.20(SL86.70買い)
豪ドル円買い50,00085.20(SL84.70売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

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〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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