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為替モーニング東京市場2021年3月3日

2021年03月03日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円106.00~107.30
ユーロ円128.30~129.50
ユーロドル1.2030~1.2150
豪ドル円82.80~84.00
相場状況の振り返りと今後の展開予想

米国株式市場では高値警戒感もある中、3業種そろって反落、NYダウは前日比143ドル安と伸び悩んでいるが、米国10年債利回りが1.39%まで低下、また、ワクチン接種への進展期待が日々増しており、依然として、底堅い展開には大きな変化はみられていない。その中、コロナ後の景気回復が意識されており、相対的に投資家心理の改善にも繋がっている。そして、FRBのブレイナード理事はワクチン接種の増加に加えて、いかなる予測もかなりの不確実性が伴うが、緩和的な金融政策は2021年の見通しが力強いことを示していると指摘しており、依然として、期待先行相場の段階にあると言わざるを得ないだろう。当面、ある程度の乱高下を繰り返しながら、一喜一憂する展開は否めないが、基本的には無理をせずに、ジックリ待機策で臨むことが賢明であろう。

一方、ドル円は米ドルの調整売りに圧されてドル円107円台に届いてはいないが、株価動向や各国の景況感との比較ではドル買い戻し志向が優勢であり、下値は限定的になりつつある。引き続きレンジ幅ドル円106.00~107.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはドル売りに助長され底堅い展開ではあるが、依然として、ユーロドル1.21台以上では戻り売りが優先されており、高値掴みには要注意であろう。引き続きレンジ幅ユーロドル1.2030~1.2150を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円106円台半ば割れから押し目買いを勧めると共に、ドル円107円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.20台半ば割れから押し目買いと共に、1.21台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、株価動向に注視し、様子見スタンスを強めているが、輸出企業はドル円107円台以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円106円台前半から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、節目のユーロドル1.20前後で調整買いが散見されているが、現状では引き続き戻り売りお優先し、ユーロドル1.21台半ば前後からナンピン売りと共に、1.20台半ば割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円106円台前半はロング、107円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は128円台半ば前後から押し目買いと共に、129円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは83円割れから押し目買いと共に、84円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円105.60107.80
ユーロ円127.85130.10
ユーロドル1.19701.2200
豪ドル円82.4584.55

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
No position
2021年3月収支経過(01~03日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円
ユーロ円+¥15,000+¥15,000
ユーロドル+¥6,400(+ドル50)+$50
豪ドル円+¥15,000+¥15,000
前日の売買 東京市場
豪ドル円買い100,000★△82.70(83.00&82.70ショートカバー)+¥15,000
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000107.40(SL107.90買い)
ドル円買い50,000106.30(SL105.80売り)
ユーロ円売り50,000☆△129.00(128.70ロングカバー)+¥15,000
ユーロ円買い50,000127.80(SL127.30売り)
ユーロドル売り50,000☆△1.2080(1.2070ロングカバー)+$50
ユーロドル買い50,0001.1970(SL1.1920売り)
豪ドル円売り50,00083.50(SL84.00買い)
豪ドル円買い50,00082.30(SL81.80売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000107.30(SL107.80買い)
ドル円買い50,000106.20(SL105.70売り)
ユーロ円売り50,000129.50(SL130.00買い)
ユーロ円買い50,000128.50(SL128.00売り)
ユーロドル売り50,0001.2140(SL1.2190買い)
ユーロドル買い50,0001.2030(SL1.1980売り)
豪ドル円売り50,00084.00(SL84.50買い)
豪ドル円買い50,00082.00(SL82.50売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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